三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

せんべろ有りな?  新そば祭り 

2018年11月20日 | おいしい話
地元新聞の小さな広告に誘われ
やってきました、それほど遠くもない JR 茅野駅 です 

構内には市内で出土した「縄文のビーナス」の大きなタペストリーが目立っている
前日の雨は上がってくれたが、八ヶ岳は雪雲? に隠れて雄姿を隠したままでした


この日は茅野駅周辺を会場に、地元の八ヶ岳山麓採れソバ粉を使った
「新そば祭り」が行われるという事でやってきました


事前の下調べもなく茅野駅に降り立ったので、キョロキョロ状態の自分
すると改札近くの「蕎麦祭り案内センター」に何人か並んでおり、その後ろについてみた

並んでいるのは私よりも年齢的には上だろう女性のグループばかり
そば祭りのチケット? を購入しているようだが、説明がのみこめず結構時間がかかっている

やっと自分にまわってきたが、やはり説明を細かく聞かないと~ (汗

今回、「ワイン」の試飲があると聞いてやってきたが、「日本酒」や「どぶろく」もあるという

 これがその試食と試飲用のチケット2種、右画像はチケットの裏側
 
試飲自体は無料なのだが、あくまで蕎麦イベントということで
蕎麦 500円分のチケット2枚がついた一枚1000円のチケットが試飲には必要
ワイン又はどぶろくチケットは6杯の、日本酒のチケットは地元8蔵をこれで試飲できるそうな

こりゃ「おつまみや 〆の蕎麦までついたお得な せんべろ チケット じゃん」(笑


自分はワインが飲めれば~ だったのだが
チケット1枚だけ購入する方は女性グループでも皆無
前に並んでいた方達の流れで、自分もつい「両方下さい!」 ~まぁ 嫌いじゃないけど(爆


祭りの開催時間までには時間があり
とりあえず3ヶ所あるイベント会場では、一番遠いワイン試飲地区を目指してみる


10分少々歩いてワイン会場に到着したが、ここも準備の真っ最中だったので周辺を散策
気の早いギャラリーが蕎麦を注文しようとするが、祭り開始の花火が上がってからのよう


薄汚い建物が目立つ場所だな~ と見上げたが

似た構えの古い養蚕倉庫が自分の住処近くにもある
ここも養蚕が盛んだったのか~ と思ったら、なんとコレは「寒天」の倉庫(蔵)だったそう
ジブリか何かのアニメにでてきそうな朽ち具合が凄い

茅野は一時よりは少なくなったようだが、天然の角寒天が生産されている唯一の地域
これからの冬季は天日干しにされる角寒天の棚を見ることができる場所

今は使われていない倉庫の中では、音楽や演劇のイベントを準備中だった


開始時間が近づくと、付近は一気に人であふれ各蕎麦店テントに行列ができる

この宮川会場には、「湯川かっぱ会」と「そばきり 喜蕎八(ききょうや)」の2店が出店





 そば祭り開始の花火と同時に注文受付開始

一向に上がらない気温の関係か、注文するほとんどが温かい「かけ蕎麦」
「もり」を頼むのは・・・、 俺ら 一人だけかよ

チケットなので注文は簡単だが、出来上がりを待つのは別の行列に並ばねば
手のかかる「かけ」よりも、「もり」の方が少しだけ早く呼ばれて手元に


蕎麦が手に入れば、試飲テントで「どぶろく」をもらって(笑 やっと落ち着ける
左が どぶろく、右のビンは甘酒でした


ここで、写ってはいない透明な飲み物もオマケでいただき笑顔満開



「湯川かっぱ会」さん  二八の もり蕎麦 と、紙コップ がどぶろく秘密の水です

最近は駅の立ち食いばかりだった自分には、久しぶりの本格手打ちな 蕎麦
一口でホッとできる蕎麦の味、でも正直いうと新物かはわからなかったけどね(笑
 
試飲の「どぶろく」は喉をとおるだけで一気に体が温まる
 でも名前もないオマケの水の旨さにはかなわないわ!(爆


さて、もう一軒「そばきり 喜蕎八(ききょうや)」さんも試さねば
蕎麦の肴は(笑 フランスワインと、またまたオマケの水をいただけて



ここの蕎麦は 十割の そばきり、麺は細く少し短めです

一口食べて驚いた! こんなにも味って違うんだ!
2軒ともに旨いことはうまいが、これはそば粉の割合だけではない感じ
単純には、品の良い そばきり の短め麺よりも、普通な蕎麦麺が好みかな



ところで、長野県でも南部にある仕事場周辺で行われる 蕎麦祭り は食べ比べではなく
単純に手打ち同好者が前日から打った新そばが提供されるだけだが
ここ茅野のそば祭り会場では、10軒のそば店が出店し食べ比べが可能なのには驚いた

まぁ、新蕎麦を10枚も食べられそうもないけどね
手元のチケットで4軒を食べ比べできるのが、丁度 良い量かも

残ったワインの試飲を進めながら、ひと息いれるつもりで
会場正面の丸井味噌蔵を訪問してみると、蔵の奥に「貧乏神神社」なんてのがありビックリ


 画像はことごとくブレブレな結果で・・・、神社内から貧乏の持ち出しは禁止ってことか(笑


ワインチケットが6杯分のスタンプで満杯になったところで
程よい酔い加減に駅前の会場へ戻る

もう一枚の 日本酒チケットと蕎麦2枚を消化せねば帰れぬ(笑 



とにかくこのイベント、蕎麦好きにも、酒好きにもけっこう楽しめる祭りでした
来年もチャンスがあったら是非また蕎麦を食べ過ぎに来たいね(爆
コメント
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