Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

「ヤルヴィは一つの現象」

2018-05-13 | 文化一般
レープホルツ醸造所の試飲会だった。今年は金曜日だけが無料なので、どうしても馳せ参じなければいけなかった。それも13時半からのレープホルツの講話に合わせるとなると厳しかった。結局講話を拝聴してから、急いで購入して、更に谷を詰めてオウトレット内履きを買いに行こうとして支払いのカードを入れた。暗証番号を二回外した。これは駄目だと思って、先ず靴を購入して落ち着いてからもう一度挑戦しようと辞退した。三回でカードが使えなくなる可能性があるからだ。金曜日であるから、手元の20ユーロで週末を凌がないといけない。危機一髪だ。

番号を調べるには帰宅するしかないが、車のディスプレーのボタンを押すなどして思い出そうとする。自信がない。醸造所では電話の番号と混同していたようで、全く違う番号を押していたのは分かった。それならば一体どのような組み合わせだったか?徐々に思い出してきたが自信が無い。そうこうしているうちに目的地に着いたので、先ずは靴を探した。

昨年の秋に来た時には見つからなかった冬用と同じメーカーのサンダルがあった。ここ数年愛用だが、やはりその耐久性には限度がある。調べてみると、前々回の茶色を購入したのが2012年5月で、その後に黒色を購入しているので、満六年間で二足使い古したことになる。つまり一足三年もつ。前々回は43、前回は42、そして今回も43の大きさで40ユーロ弱払った。同じように革素材なのだが、裏底のゴムの細かくなったプロフィールがその擦り減り方の床の汚れ方が気になるところだ。しかし先ずはこれで一安心だ。(続く

先日のベルリンでのパーヴォ・ヤルヴィ指揮の演奏会評が面白い ― ペトレンコ指揮に関しては誉めておけば間違いないような風潮になっているので、余計にこうした副指揮者的な演奏への批評がモノを言う。正直何が言いたいかよく分からない下手な文章であるが、少なくとも聞いた内容は比較的把握出来た。シベリウスの協奏曲でヴァイオリンがヤンセンからバティアスシヴィルに変わったのは知っていたが、その批判にルーティン過ぎるとあった。確かブレンデルのお気に入り奏者であったと思ったがバーデンバーデンでのドヴォルジャークの中継を見聞きしても同じ印象だった。安定した弾き振りが持ち味の奏者だからなにを弾いてもあまり変わらないのではなかろうか?それとは反対に管弦楽団が自由に弾いているように聞こえるのがこの指揮者の特徴だと思うが、先日のベートーヴェンは大成功していた。歌手のバカ声がとても邪魔になって癇に障るがヴァークナーも全然悪くは無かった。

ショスタコーヴィッチの六番に対しても決して好評ではないのだが、ベルリナーポストの記者はそのように聞いたとしか分からない。恐らくそのように聞こえたのだろう。逆に日本でこの指揮者が招聘されて - 恐らく、ど派手なフォンカラヤンを除いて、日本の交響楽団が歴史上招聘した最もキャリアの真っ只中にある人と思うが ―、現に活躍しているのが不思議でたまらない。それほど地味な指揮者であり、こうやってオイローパコンツェルトのTV中継があっても、フィルハーモニーで連日指揮しても殆ど話題にもならない指揮者は珍しい。如何に通常の商業ジャーナリズムではネタにならないかのお手本のようなもので、この当該の新聞が次の節で始めているのに全てが表れている。

「パーヴォ・ヤルヴィは一つの現象である。どの管弦楽団も彼を愛している。どの管弦楽団も彼と仕事をしたいと思っている。常任指揮者として戴けないならば、せめて客演指揮者として」と、このジャーナリストも無視出来ない「現象」が一方にあって、そこは悲しいかな業界人でなければ、そのなぜが理解出来ない素人の悔しさがあるのだろう。だから読みにくい文章になってしまっている。

私も一度生で接してみたいと思っている。出来ればバーデンバーデン復活祭登場の前に聞いてみたい。その復活祭といえば、その前にキリル・ペトレンコが第九を振ることが分かった。それもローマのサンタチェチーリア管と合唱である。なぜそこに押し込んだのか考えれば、2019年8月の就任コンサートかジルフェスタ―コンサートで振ることは間違いないだろう。またどちらかはマーラーの千人の交響曲となるのだろうか。

来週には新たなグラスファイバー回線が開通するので、その前にブラームスの協奏曲を勉強しておかないと時間が無くなりそうだ。新しい回線でデジタルコンサートホールも試してみなければいけないからだ。またうまく都合がついたなら先ほど録音で失望したハイティンク指揮のコンサートにも出かけてもよいかと思っているので、時間が更にない。



参照:
キレキレのリースリング 2017-11-11 | ワイン
とてもちぐはぐな一週間 2012-05-19 | 生活
ジャンル:
ショッピング
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