Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

百聞は一見にしかずか

2016-01-19 | 生活
夜遊びが続いて、新年会まであったので、一度しか走れなかった。週明けからパン屋が開く。そこで最後の機会と思って、谷から9Km往復のコースを選んだ。土曜日の夕方で、降雪の合間だ。それでも寒いので手袋をして走り始めた。

車を停めて準備していると後ろから親爺が遅いテムポで走って来た。追い抜くのも面倒で、後ろを追いかけるスピードではなかったので、先行で追われるように走り始めた。走り始めは抜かれない速度で走り始めて、結局、吸水口の前まで来ると誰も後ろにいなかった。途中で向こうからくるお兄さんがいい走りをしていて、これは本格的な人と感じたが、すれ違いの速度は下りの割にそれほどではなかった。

ぬかるみを避けて、いつもの駐車場へと初めて登山道を走り上がろうとすると、後ろから親爺が駈けてきた。スタート地点と同じ親爺ではなさそうだった。何故ならば坂道ですぐ後ろを付いてくるのだ。カーヴを曲がる度に後ろの親爺が二回見えた。駐車場まで最後の短い登りだから抜かれてはならないと思っていると、その姿は消えていた。歩き始めたのだろうか。こちらは坂道は走り慣れているので、苦しくとも続けて走れる訓練が出来ている。

駐車場に出てからそのままいつものコースへと入る。流石に息が上がってスピードが出ない。このコースで最も辛い場所だった。いつもの折り返し点の谷の奥から戻ってくると、汗が冷えだす按配で、霙雪がぱらつき出した。駐車場まで戻り、坂を下りだす。直ぐに谷筋に戻った。そこからは走り易くなるので、時速10KMを意識する。平行した道を走る親爺を軽く追い越して快調に頑張って走る。

そして、前回よりは良い走りが出来たと思ったが、60分を切れなかった。足元が悪いにしても、フルマラソンで四時間切るのは大変なことだと改めて身に染みる。そしてこのコース結構登っていることを感じた。パン屋が休みの間に使うにはなかなか良いコースだと感じた。

新年会で面白いことを聞いた。昨年の10月に日本旅行した話である。大宮駅の近くの公園には「被曝するので一時間以上いるな」という注意書きがあるというのだ。正直驚いた。大宮の汚染状況は大体知っている。当然であろう、多くの地域が法的には管理地域であり続けている。住むどころか、飲食をしても寝てもいけない。先ずは、そのことを前提として、復興とか何とかを話すべきである。その本人は、都内にもそれ以上に強いホットスポットがあることは知らなかった。それどころか本人の住むフィリップスブルクの原発1KM以内の自宅よりも空間線量は少なかったという。そして地元の消防隊として、避難訓練などを経験している。



参照:
出合いまでの想定をする 2016-01-09 | 雑感
初盆に配慮で統合会見休止 2011-08-12 | マスメディア批評
遅過ぎた自主避難などない 2011-10-04 | 雑感

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