Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

小蝿が消えると冬はそこ

2011-10-18 | 
雨が降る前に暖かくなった。摂氏二桁を優に超えた。今が勝負どころと小蝿が群を作る窓を開け放って、分断を謀った。

そしていよいよ掃除機の登場である。昨夜から今日に掛けて多くの死体の山となっていたヒッチコック並みの群れは、更に分断されて、ここで一気に小隊を吸引に掛かる。

ジーメンス社製の掃除機は、エコも何もなく、只管2400Wとパワーにものを言わせて、空中へと発ち離れる小蝿を面白いように吸引するのである。欲求不満解消によろしい。

残党がなくなって暫くすると、敵も然る事、再び集まってくるのだが、こちらも波状攻撃で懲りずに虱潰しに吸い取るのである。

小蝿はワイン産地の特徴であって、プレスが済んだ葡萄や澱などが有機農業としてワイン地所に棄てられて、そこで繁殖した小蝿がワイン街道のまちまちのいたる所でヒッチコック並の結集を見る。小蝿が消えると、急に冬へと加速するような気がする晩秋であった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 暖房を入れた十月の月曜日 | トップ | 超偉大な11年のグランクリュ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿