Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

チャイナ製の昔の名前など

2014-07-25 | テクニック
CDプレーヤーが終に壊れた。この日が訪れるのは覚悟していたが、突然やってきた。そろそろとは思っていて、今年になってからSACDについても書いていた筈だ。トレーにお気に入りのザビーネ・マイヤーのCDを入れたときに、なんとなく動きがおかしかった。それが最後トレーの動きで、ゴム紐が切れてしまったのである。適当なゴムが入手できれば自力でも直せる可能性はあるが、外したときに歯車などが外れてしまったので、面倒な作業になりそうで、先ずは諦めた。

ソニーのX202ESと称する製品で、製造年月日は1993年10月になっている。当時オーディオマニアに人気のあった製品で確か400マルクほどで所謂人気商品であったのだ。上級のX303ESとか505ESとかは、より音が素直であったが、デジタル臭いと嫌われていたので、自分の嗜好よりも市場の人気商品ということでレフェレンスプレーヤーとして購入したのだった。約二十年間、一度の故障もなく使っただろう。当然の事ながら修理などはもはやソニーのドイツ代理店ではしないのである。ドライヴだけでも入手できるかと思ったがこれも難しそうである。ゴム以外は完動品とはいってもそうした機種でありあまり愛着もなく、それはそれで仕方ないかと考える。お気に入りのCDを傷をつけずに回収できただけでよしとしよう。

一先ずは、ボーズのライフスタイルに御椀型のNECのCDプレーヤーが付いているので、それにCDを乗せて鳴らす。BGMとしては、そのような最新のPCのそれよりも悪いようなドライヴでも、結構普通に鳴るどころか、また一寸違う周波数特性を持っているのでそれはそれで面白いのだ。要するにCDプレーヤーなどは、もはや過去の産物であり、そもそも音響的にも当初からあまり変わらないものだったのである。しかし、流石にあんちょこのプレーヤーであると情報量も限られていて、仕事のリフェレンスとしての試聴用には使えない。

さて、恐る恐るネットでSACDプレーヤーの価格を覗く。皆目知らなかったのだがSACDの本格的なプレーヤーはハイエンドにしかないようで、1000ユーロ以下ではあまり真面目な商品は見つからない。SACDの将来に関しても不透明であり、基本はCDが今まで以上に鳴って、本格的なSACDも試聴できる製品を求めることになる。

そうなるとこちらがもっぱら関心があるのは、デジタル関連の性能であって、アナログな音作りとかそうしたものではない。因みにDATの12BITのDAコンヴァーターの方が遥かに良かったので、それ以上に質が上がれば問題ない。DATも開閉が危うくなってきているのでそろそろである。一時は、これに繋いでCDドライヴだけを高級なものにしようかと思っていたのだが、SACDなどのこともあるのでやはりプレーヤーを購入することになる。

デンノンのシリーズは、ドライヴを自作していて、更に32BITのDAコンヴァーターで192kHz処理になっているというのである程度は期待できるだろう。また欧州向けの商品は日本のそれよりも音作りも大人しくしているということだがどうだろうか。 但し箱などが大き過ぎて鬱陶しいので欧州物の手ごろなものがないかも調べたい。

オーディオの山水電気が倒産したとか、パイオニアのオーディオ部門が売られるとかで、嘗ての市場も無くなっていて、そもそもSACD自体がハイエンドの世界となっているようで、PCM導入当初から予想されていたように、デジタル音響市場は消滅するしかなかったのである。寧ろ三十年間も粘っていたことの方が驚きなのである。

兎に角、今回SACDプレーヤを購入するとすれば、デノンなど日本製が狙いとなる。HIFIだけは、シナ製とか、タイ製とかならば買わないのだ。勿論ブランドだけの昔の名前などは要らないのである。



参照:
理のある変換とその転送 2006-04-20 | テクニック
我が町のエネルギーミックス 2014-02-15 | アウトドーア・環境
聖霊降臨祭のミサは如何に 2012-04-19 | 音
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