Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

劇場再開第一弾公演

2021-05-13 | 文化一般
火曜日10時からミュンヘンの再開コンサートのティケットがネット発売された。試しに覗きに行った。自動的に生成される待ち番号は590番だった。その数字からある程度想像は出来たが、19分後に入れた。充分に余っていた。興味があるのはシングル席の具合で、安いものは売れていたが、30ユーロは問題なく入手可能だった。最高席も132ユーロで身近いコンサートにしては高価過ぎる。指揮者も控えの指揮者であり、スターとは言っても三人登場で、ペトレンコがNHKホールで振った三人よりは少し高いだけだ。それも前半は無い。

木曜日と日曜日の両日あったので木曜日から売れて行ったが、双方とも購入出来た。それも比較的良い席も選べた。問題は価格だけだった。そして中々売り切れない。理由は地元の人だからこそ値踏みがしっかり出来ていて食いつかないという事でしかない。同様の面子で同じような価格で本物のオペラを体験出来る。それはそれで前席発売されても売り切れるのがもっと早い。

更に病み上がり証明があるか、接種を二回完了していない人は皆テスト受けなければならない。やはり面倒だろう。マスクのFFP2に関してはバイエルンの人は皆平素からしているので問題が無いだろう。

両日ともそのようなことで出かけないが、今後の参考になった。一つは新感染者指数が50を下回ればテストも要らないので出来ればそちらに掛けてもいいと思った。万全を期すためには様々な方法があるが、やはり何も無くて予定通り入場できるに越したことは無い。現在ミュンヘンは78であるから、月末には下回っている可能性もある。出来れば6月を待っても良い。

一つには旅行がその頃自由になる可能性があり、イザとなれば業務証明書が無くても宿泊できる。実は電話しようとしていたヴュルツブルクのモーツァルトフェストからメールが入っていて、配券予定の「イドメネオ」は基本的に無観客上演になって権利を失ってしまったらしい。早速ダブルブッキングの宿の一つをキャンセルしておいた。場合によればまだ使えるかもしれない。

ボイラーの窯の交換があるので出来れば6月は出かけたり外泊したりのチャンスを利用したいが、まだ日程が定まらない。末のミュンヘンのオペルンフェストシュピーレの日程が早く決まってくれると嬉しい。

三日ぐらいは入券や状況によればミュンヘンに宿泊しても良い。あとはフランクフルトにも一泊できるといいなと思う。但しそちらは現在132なので何も出来ない。旅行の自由もこれだけ飛び地があれば難しい。

ルツェルンの音楽祭には承諾の書面を出した。これでカードで引き落とされる筈だ。支払いは6月になる。額が予定よりは少しでも少ないので助かる。

バイエルンからオーストリアへの国境が開かれた。突然の事である。表向きは国境の両方の住民の便ととなっているが、クルツ首相が火曜日にミュンヘンを訪れたのはそれだけではないだろう。少なくともこれでバイエルンの人はいつものようにザルツブルクの聖霊降臨祭に出かけられる。既に余り券が売り切れの筈の「トスカ」公演でも出ていて、まさにこれの為のトップセールスとなっている。

昨秋はクルツ首相がヴィーナーフィルハーモニカー日本公演の為に菅首相に電話したのと同じことである。勿論、これによって夏のホリデーへと工程が形づけられて、その日程の発表も近いだろう。恐らく6月から全面的に旅行自由になると思われる。

ズビン・メータがフィレンツェの座付を振ることで興味があったので、調べてみると255ユーロの券が一枚でたが、コンサート形式では高過ぎる。ざっと計算してみると交通費と駐車代とプログラムなどで200ユーロ掛かり、なによりもアウトバーンを下りて昨夏の宿泊時の様に小さな国境を通らなければいけないので、往復の時間が2時間以上余分に掛かる。宿は業務文書を作成しないと宿泊できなく、やはりミュンヘンに住んでいないと難しいと思った。



参照:
ヤッパリ生に限るのだが 2021-05-07 | 雑感
再開は容易ではあるが 2021-05-05 | 文化一般
コメント
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