Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

無事チューリッヒから生還

2019-11-15 | 生活
無事チューリッヒから帰宅した。1時45分ぐらいだった。出かける前に雨雲が数時間遅れてやってくることが分かっていたので、23時スイス脱出よりも余裕が出来ていた。それぐらいの気流の相違はある程度想定していたが、とても助かった。実際にいつもよりも長めの拍手が終わって、駐車場を出たのが21時40分に近かったので、フライブルク通過も23時を過ぎていた。その時点で降られた可能性はあった。バーデンバーデンで突風があった。

そして同時に数時間遅れたか、週末明けにも少し雪が残りそうになっている。改めて予報を見るとミュンヘン市内に関しては若干好転していて、月曜の朝は振らないかもしれない。その分途中のシュトットガルト-ウルム間に降雪が重なって、余程綺麗に道を開けておいてくれないと氷結して、シュベーヴィッシェアルペンを下るところが怖い。それどころか帰路の夜も振りそうな予想だ。塩撒いて準備しておいてどこまで雪道を避けれるか?

好転しないだろうか?迂回路としてもその南からの降雪地帯をどこかで通るので、可能性としてはミュンヘンから一挙に北進してニュルンベルク、アンスバッハ、シュベヴィッシュハルへと逃げる方法も考えておこう。距離として47㎞、20分ほどの余分に時間が掛かる。燃料費としては宿泊代ほどではなく、何よりも無事に帰宅可能ならば喜んで使いたい。雪で徐行したりストップするよりは早く帰宅可能となる。但し通常ルートがメインの8号線で、こちらは9号から6号へと交通量は減る。バイロイト往復の時のルートの一部である。最終的決定には当日までの天候と道路状況予想次第だろう。それでも少しでも可能性が多い方が助かる。

チューリッヒ行は、往路も前の瑞西ナムバー車が止められて、こちらはフリーパスとなった。なんといっても車検が活きているので、車が傷んでいても平気だ。迂闊だったのは予定通り到着した休憩所で、楽譜をDLしていないことだった。しかし車中2回のシューベルトと2回のヴァイオリン協奏曲を聴いていたのでそれなりにチェックしたいところも視覚だけの問題で、どうしても確認の必要の個所はなかった。兎に角ヘルヴェッヘの指揮が悪く、楽団も悪かった。映像を確認してもヴァイオリニストの風貌もあまり観たくないものだった。

しかし最低額両替50フランとトイレに行って、ゆっくりしていると車庫入れは18時半過ぎになった。街で前回同様に側道に入ってしまったからで、最近はどうも外す。だから会場で10フラン支払うよりも自販機で購入した方が安く付いたかもしれない。今後の参考にしたい。

会場は、同じ年代のブロムシュテット指揮が高額にもかかわらず完売するのに対してフォンドホナーニ指揮の場合は完売せずに席が空いていた。ルツェルン在住の地元への連帯感もあるのだろうが、フォンドホナーニがあまり人気が無い事を物語っている。これに関しては改めて音楽会感想として触れたいが、この二人の経歴を考えると殆どクラスが違ってフォンドホナーニが上で、昨年スタンディングオヴェーションにしたハイティンクも格下だ。要するにフォンドホナーニは人気が無い。圧倒的な歓声とは言いながらも、押し掛けた聴衆にも明らかに強い支持と、支持と支持しないの3種類がいたと思う。本当にその程度の指揮、演奏実践だったのか?



参照:
22時過ぎスイス脱出計画 2019-11-14 | アウトドーア・環境
これを最後に橋を渡る 2019-09-26 | 雑感
コメント
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