Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

2018年産最初の試飲会

2019-05-05 | 試飲百景
週末はお勉強とか言いながら、試飲会に出かけた。ナーヘのモンツィンゲンである。ゲーテの推しのワイン産地であった。2018年は暑い夏で、酸が弱い分、残糖を多めにしたものと完全にアルコール化したものとに二種類に大きく分かれた。勿論後者の若干アルコールが高い方を買うのだが、それでも酸が効いていないと重くて退屈になる。

今回飲んだ2018年産シェーンレーバー醸造所のものではオークションワインの「アウフデアライ」が飛ぶ抜けて酸が効いていた。残念ながらオークションであることとどうも高くなりそうなので、初めから試みない。しかし今まで試したこの地所の成果としては一番良かったかもしれない。

そしていつものように「フリューリングスプレッツヘン」と「ヘレンベルク」を比較する。樽試飲であるので両方とも開いていないが、今年も「ヘレンベルク」は購入しにくかった。青スレートとしては平べったく構築感が無かったからである。もう一つの「フリューリングスプレッツヘン」は熟成度が高くて丁度南ティロルのトラミナーのような感じがあったので三本だけ予約しておいた。

しかし今回の目玉は皆口を揃えて好評だった新製品だった。「ヘレンベルク」地所の若干谷奥側の斜面の真ん中当りの新たな区画で昔の名前から「ニーダーベルク」と称するピュルミエクリュである。導入年度なのでまだ正式には名を名乗っておらずNBとしか表示されていない。これが二番目ぐらいに酸が働いていた。全く今飲んでも楽しめるのだが、少なくともまだ半年ぐらいは更に大きく開花して貰いたい。これは価格も中間の26ユーロなので比較的容易に判断が付いた。半ダース予約しておいた。土壌も青スレートの大き目の石ということで期待度は高い。

さてお持ち帰りは、ここは価格を落として「ミネラール」で手を打っておいた。酸が少々弱くとも早飲みなのでいいだろう。14ユーロをどう見るかであるが、最近は飲む量を落としているので許容範囲である。但し来月明け向かうデーノフ醸造所の「トーンシーファー」と比較して土壌感は落ちる。兎に角、家で食事と合わせて甘過ぎないかを試してみなければいけない。

夜中にメトからの中継を録音しておいた上手く行ったようだが、まだ全編は流していない。プーランクのオペラでこの辺りになるともはや音楽監督ネゼセガンに任しておかなければどうしようもない。今晩は同じ指揮者がフィラデルフィアでブルックナーの八番を振るが、こちらは期待できないでも聴かずにはいられない。しかし30分遅れでロンドンからのYouTube中継がある。前半のジョンアダムスはどうでもよい曲であるが、後半の幻想交響曲でラトル指揮のロンドン交響楽団の芸術程度がよく分かるのではなかろうか。

気温が下がって、摂氏2度ほどになったが日差しが強くてパンツ一丁で峠往復を走れた。土曜日早朝も雨降り前にチャンスがあったのだが、サボってしまった。週明けにでもまた一回分ぐらいは取り返せるだろう。

ヴィーンから中継録音でマルキという女性指揮者が交響楽団を振っている放送が流れている。写真でよく見る顔だが、初めて聴いた。「パルシファル」などの難しい曲を持ってくるのも大胆だと思うが、なるほどいいところは分かったが、やはりこの程度の指揮では一流には程遠いと思う。女性枠で仕事はあるが、一流女性指揮者が活躍するまでにはまだ暫く時間が必要だと思う。ヴィーンの交響楽団も監督ジョルダンの実力を反映してか大分下手なのも分かった。

来週は千人の交響楽の生中継があるようで、丁度バーデンバーデンに出かけるので留守録音しなければいけない。オーストリアの東端と西端で一週間違いで同じ曲が演奏させる。地理的にも遠いので重なる人は殆どいないであろう。本来なら都での演奏の質が比較できないほど高くても良い筈だが、ヴィーナーフィルハーモニカーがいつものようにごちゃごちゃの演奏をしそうでこれもあまり質を期待できない。



参照:
二日間の試飲の旅 2018-05-08 | 試飲百景
週末に考えること 2019-01-26 | マスメディア批評
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