Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

カテゴリー7ケーブル導入

2019-04-06 | テクニック
ゆで卵器とエンジンオイルに付けて、発注したケーブルが届いた。実質的に発注の翌日配送である。週明けと書いてあったが想定以上の早さだった。プライム指定にさせようと躍起になっているので通常の配達は遅く表示するようになっている。しかしそれも顧客を考えれば早く届けている限りサーヴィスになると考えているのだろう。実際に早くつくことに誰も文句は言わない。

ルーターとNASを繋ぐケーブルで所定のカテゴリー6を使っていたが、しばしば反応が悪いことがあったので、10ユーロならとカテゴリー7である。現在普通に流通しているLANケーブルとしては最高速域の600MHz高周波数通信ケーブルである。実際にオーディオPCからのアップロードが秒900KBから2400KBへと高速化している。それだけならば時間短縮でしかないのだが、PCからアップしながらダウンするときにつまり両方向への通信がどのようになるかを試してみたい。今までは両方向で動かすとAudacityの転送が不安定になりNAS再生に支障が生じた。それが解決されることを望んでいる。もう一つはVideo再生がスムーズに動くかどうかである。前者が7ユーロでNASの使用前提条件が5e以上だったのを超えていたので無駄なケーブルかなと思ったら、必需だと分かった。そして更に高速化に関心を持っていた。ケーブルも太くなっているがやはり明らかに速度が異なる。PCのハードディスクにはドキュメント類を一切入れていないので、少しでも遅滞が進むとストレスで使えない。やはりこれは助かる。

木曜日の新聞にザルツブルクでのティーレマンのインタヴューが載っていた。流石に鋭く問い質していて、本人の手の内が見えてきた。先ずは、バーデンバーデンとのスワッピングに関して、一笑している一方、「我々はザルツブルクで上手くやっているのだからと、関係者の見識に期待したい」としていて、2023年以降のバーデンバーデンでの計画については本当に知らないのかもしれない。

しかし全くバーデンバーデンへの色気を示していないのが予想と大きく外れて、彼の主張は今年の「マイスタージンガー」からかどうかは知らないが今までの実績に更に揺るぎない観客の支持を得れば、政治的にも再考察されてバッハラー支配人は撤回されるであろうとどうも本気で思っているらしい。これはアドヴァイスを受けた形跡があって、最初から自らは動かないと決心していて、ある意味自信もあるのかもしれない。しかし実際には「ドンカルロ」のあとの予算が座礁に上がるまでに強い支持を得るためには今回の「マイスタージンガー」と「ドンカルロ」でそれを示すしかない。なるほど前回のインタヴューで運命の幸運な作品とした筈だ。

取り分けザックスを歌うツァッペンフェルトなどに重荷が乗りかかりそうだ。なぜならば、「オテロ上演の時に代わりの歌手が見つからなかった」と言われ、若干声の調子を変えて、それは「突然オファーが来て暇で歌える人なんて使えるとは限らない」と答えている。まさしくモンテカルロで、ユダヤ女性の下手な指揮で転がされたトドのような演技でフランス語でタンホイザーを歌った歌手が槍玉に挙がっている ― この歌手のキャリアにまだ自分を重ねるところまでに至っていないようだ。要するに責任をそこに転嫁しているが、当時の批評は「高額券を売りながらそもそも練習したかの様には聞こえないシュターツカペレ」まで散々に批判されていた。成功するときもあれば失敗するときもある。しかしそのヴェテランオペラ指揮者の打率が素人オペラ指揮者のサイモン・ラトルと同じぐらいでは困る。

更に興味深いのは、正しく聴いて練習することの危険さを訴えて、自身にそのようなレッテルを張って、まるで自分がそこまで出来るかのように、「やろうとすれば不機嫌極まりないことになると、フルトヴァングラーやクナッパーツブッシュ、そしてヴァルターなどはその享受の原則に導かれたからこそ人気があって、一期一会の演奏があってこそだ」と嘯く。あれれ、ベルリン時代のみっともないことはもう誰も語らないと高を括っているようだ。こういうところがこのはったり人物のお粗末さである。もっと正直に謙虚に語れば池に落ちた負け犬にも手を差し伸べる人も出るのだが。一方ではソニーなどの商売の顧客になるB層の市場も存在するということだろう。

もう一点、バッハラーとの関係でのフェスティヴァルの職権の分担について、「皆が思っているような単純なものではない」としていて、「支配人と二人で総練習までも全てを決めれるのがフェスティヴァルで、こうしてバイロイト以外での全てを取り戻したと、自分だけの監督の部屋があって、サウンドチェックさせるアシスタントが居てね」とまるで職人上がりの中小企業のおやっさんみたいな威張り方をしている。未だにバイロイトの初代音楽監督の足元が揺らいでいないからの態度に違いない。

週末初日は先ずは「出来る係長」ことロート氏のバイエルン放送交響楽団デビュー公演生中継である。いつものようにマメに紹介をリツイートして貰った。実際はこちらが宣伝をして上げているのだが、恐らくご本人もここあたりが勝負ところとみているようで、一流指揮者として定着するかどうかの瀬戸際だと思う。コンセルトヘボーの後任にもカサドとハーディングと並んで予想されているぐらいだから、そのプログラミングや馴染みから一票入れたい。確かに良くなってきているところがあるので、バルトークの三番の協奏曲も楽しみだ。夏にゲヴァントハウスでネルソンズの指揮で聴く予定の曲である。


写真:フランクフルターアルゲマイネ新聞は、敢えてヒジャブ女性の権利の記事の足元に、本人も見るであろう、ティーレマンのインタヴューを置いている。



参照:
還暦おめでとうの誘い 2019-04-02 | マスメディア批評
NAS回転音の審査 2018-11-30 | 生活
パーティの王のケーキ 2018-12-23 | 料理
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