Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

頭を腐らせない判断

2008-10-15 | 
このところ湿気勝ちの日が続いて、頭が重くなっている。床屋に出かける。先ずは、エルスターからモイスヘーレの辺りを散歩してから、店の前に車を停めようとすると、車が一杯で最後の一台のスペースしかない。

中に入ると全て床屋さんの方の男性客である。待つかどうか考えたが、ある程度の目処がついているので暫らく雑誌を読んで待つことにする。

フォーカス誌の主な内容は、バイエルン州のキリスト教社会同盟人事であり、ベルリンの国政に与える影響などを取り上げている。

二十分ほど待って座ると、何時ものようにローカルな景気の話やスキーシーズンの話やワイン女王戴冠の話となるが、葡萄の出来を少し説明した。

湿気で腐りが始まっているが、既に健康なところは摘み取っていて、まだ一週間ほどやってみるところも多く、尚且つ健康な葡萄が残っていることをである。

常連客に醸造所関係が多い中でなにかを語るのも少々気が引けるが、そこは素人の強みである。

さて、頭が出来上がり、機嫌よく「軽くなった」と言うと、「そりゃ、そうだろう」と相槌を打つので「頭を腐らせたくないからね」と店をあとにした。
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