橋本屋吉次郎電子日誌

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船頭平河川公園とデレーケさん

2008-04-05 | 愛知県

船頭平河川公園へ行ってきました。
住所は愛知県愛西市ですが、愛知・三重・岐阜3県県境にほぼ位置します。

この公園は、河川の水を取り入れて、水生植物の持つ浄化作用によって水を浄化し、再び河川に戻す試みを行なっているそうです。

今の季節は桜がきれいでしょう。

すぐ近くには、明治時代の河川工事により木曽川と長良川を往来できるようにした船頭平閘門があります。


木曽川と長良川では水面の高さが違います。堤防の上に立って見れば確認できます。
そこで船はいったん閘門内に入り、門扉をしめます。
閘門内の水位を渡る先の川の高さに合わせた後、第2の扉を開け出発する仕組みです。

明治35年に完成。現在でも有効に機能しており、その土木技術は歴史的に貴重なものです。

地元の人々が「デレーケさん」と親しみを込めて呼ぶオランダ人土木技師のヨハネス・デレーケ氏の像です。

明治時代に木曽三川の大幅改修工事を始め、在日30年間の間に我が国のいたるとことで水防工事に携わった偉人です。


薩摩義士による宝暦治水やデレーケさんによる明治改修等の文献を重点に収集して保存展示している木曽川文庫です。
デレーケさんの母国のオランダ風の趣のある建物です。


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