橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

霞城

2021-10-29 | お城巡り(その他)
10月とは思えない寒い日でした。
気圧配置も季節外れの冬型であり、太平洋側は好天ですが、日本側は崩れていました。
長野自動車道を北上すると、だんだん雲行きが怪しくなってきました。
ただ、長野市あたりは降り出す秒読み段階といった感じだったので、なんとかいけると思い霞城へ寄ることにしました。

霞城は、長野市松代町大室にあります。
長野インターからは4km、クルマで8分くらいです。

永福寺にクルマを駐めることができますが、大室の集落は道が狭い上にわかりにくいです。
高井大室神社の鳥居前の道を入って行き、案内板でしたがって曲がれば着きます。


永福寺前の駐車場
所在地:長野県長野市松代町大室157

5台くらい駐められます。
なお、永福寺は現在、無人のお寺だそうです。

なお、次のページに詳しいトレッキングガイド・マップがありますので、参考にされるよいでしょう。
https://nagano-yamajiro.com/trekking/kasumi/


「霞城址」方向に進みます。


永福寺登山口


クマ出没注意
私は熊鈴を着けました。


このような山道を登っていきます。


足を滑らしたら怖いような箇所には、ロープが張ってあります。
濡れていると滑りやすそうです。


准胝観音(じゅんていかんのん)
岩肌に木造が置かれています。
もともと3体あったそうですが、現在では1体しかありません。
しかも、案内板や祠がなければ、観音様だとはわからないくらいに風化していました。


古墳館の方向に進みます。
ここから先は、割となだらかです。


永福寺登山口からの道と石門登山口からの道の合流点を過ぎると、


堀切の表示がありました。
ただ、落ち葉に埋もれてわかりにくいです。


石垣が見えてきました。
小ぶりな石が敷き詰めてあります。




二郭

奥が一段高くなっています。


本郭






登山口から、15分程度でした。

現地案内板




霞城は小笠原氏、後に地名用いて改名した大室氏の居城でした。
武田、上杉と使えてきましたが、上杉景勝の会津移封に従ったため、廃城となりました。


本郭からは上信越道が見えました。

本郭の搦め手口だと思います。




二郭から見た本郭


三郭


帰路は石門登山口方面に向かうつもりでした。



しかし、落ち葉で、どこが道かわからない状態です。
スマホをクルマの中に置き忘れてきたこともあり、ここは断念して、来た道を降りることにしました。
帰り道の途中、ぽつりぽつりと雨が降り出しました。

なお、霞城の由来ですが、敵が攻めてくると霞がかかり、攻め難かったことから名づけられたという説があります。 
同じような逸話は丸岡城岩村城にもあります。

登城後、須坂長野東IC近くのそば屋で昼食


霧蕎麦(十割蕎麦)の天ざる


手打ちそば処小杉 須坂インター店
所在地:長野県須坂市福島412−1
営業時間: 11:00 ~L.O.14:00
定休日:金曜日


どうせインター近くのチェーン店とタカをくくっていましたが、
お見それいたしました。
蕎麦の香りが鼻腔をくすぐる絶品でした。

コメント (4)
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