橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

第19回名古屋モーターショー

2015-11-30 | 自動車一般

名古屋モーターショーは東京モーターショーの地方巡業版です。
11/20~11/23にポートメッセ名古屋で開催されましたが、4日間しかないので、大変な混雑が予想されました。
唯一の平日である20(金)に出かけられればよかったのですが、休みが取れる状況でもなく、23(祝)に行ってきました。

私は人混みが嫌いで、一人で出かけるとキレて早々に帰ってしまうこと予想されたので家内に同行を依頼したところ、このあと徳川美術館で行われている源氏物語絵巻展にも行くことで交渉が成立しました(こちらのほうが混んでおりました)。

会場30分後の9:30に着いたのにも関わらずポートメッセの駐車場はいっぱいで離れたところの臨時駐車場に駐めざるをえませんでした。
 

聞くところによると今まで駐車場だったところにレゴランドを建設しているらしいです。

それでも、無料シャトルバスが用意され、ほとんど待ち時間もなく乗れたので、ストレスはありませんでした。
 

それでは独断と偏見で気になった出展車を紹介します。


プリウス
[トヨタ]
まもなく、発売される新型プリウスです。
トヨタはけっこう力を入れているようで、色違いで3台も出品されていました。
一部で酷評されているフロントマスクですが、たしかに・・・
まぁ最近のトヨタ車は皆???というデザインですが・・・
そういや、アクアやプリウスαといった現行車も展示されていましたが皆G'sバージョンでお顔が整形されたものでした。
トヨタ自体も認めているのでしょうか?

新型プリウスの室内やトランクは広くなっているようでした。
 


MIRAI(ミライ)
[トヨタ]
ご存じ燃料電池車
けっこうな人気でした。


FCV Plus
[トヨタ]
こちらは、燃料電池車のコンセプトカー
このまま実用化されることはないでしょうが、新しいものに耐えずチャレンジしていく姿勢は企業にとって、いや、どんな職種にとっても重要なことなんでしょうね。


Cmatte(カマッテ)
[トヨタ]
子供でも乗れる車両だそうです。
ペダルでもって足こぎさせれば、充分だと思うのは私だけでしょうか。

橋吉の乗っているプリウスは9年目に突入し、走行距離も8万3千kmを越えました。
10年,10万kmを目安に考えていましたので、そろそろ買い換えを考え始めています。
その意味では、今回は特別なモーターショーでもありました。


Baleno(バレーノ)
[スズキ]
次の愛車はコンパクトカーになりそうです。
子ども達が大学生となり経済的に苦しいこと、家族5人で出かけることもなくなったこと、橋吉家の自動車が増えたこと(田舎では一人一台必要なんです)が理由です。
その中で気になった一台がこれです。
インドスズキでつくられた上級なコンパクトカーです。
エンジンは、1.0ℓ3気筒直噴ブーストジェット・エンジン(1.2ℓデュアルジェット・エンジン)これに新開発の6速オートマティックを組み合わせています。
全長×全幅×全高は、3,995×1,745×1,470mm。
小さい割に幅が広いのは帰国子女たる所以でしょうか。

リアのデザインが残念という声があるようですが、実車を見た限りそう違和感はありませんでした。
全体的に落ち着いた感じですが、逆にいうと地味な印象を持たれるかもしれません。
 


IGNIS(イグニス)
[スズキ]
全長×全幅×全高: 3,700×1,660×1,595mmのコンパクトクロスオーバーモデル
VEZEL[ホンダ]やCX-3[マツダ]などコンパクトなSUVが人気ですね。
でも、本気になって使うにはもう少し小さい方が便利だと思うのです。
たとえば、渓流釣りやキャンプ、スキーなどこの国の山道は細くて急勾配ですから・・・
しかしながら、現在このクラスは空白区なのです。
ジムニーシエラ[スズキ],ラッシュ[トヨタ]・ビーゴ[ダイハツ]がありますがいずれもモデル末期。
軽自動車まで広げてみても、ジムニー[スズキ]は設計が古く、事情は同じでした。
これが、ハスラー[スズキ]の大ヒットにつながったのだと思うわけです。
しかし、軽自動車であるハスラーはパワー・車体サイズともに制限があるわけですから、ハスラーの普通自動車版を望む声は大きいと思うのです。
事実、このクルマには私と同年配のおじさん方が群がっていました。
パワーユニットは、1,242cc直列4気筒デュアルジェットエンジン+マイルドハイブリッドシステムですので、燃費の方も期待できると思います。
BalenoもIGNISも室内の質感は悪くないですが、後席がやや狭く感じました。
コンパクトカーだからしょうがないかもしれませんね。


IGNIS TRAIL CONCEPT (イグニス トレイル コンセプト)
[スズキ]
イグニスをベースに、タイヤサイズを17インチ化、アースモール、スプラッシュガード、ルーフレールを装着し、SUVテイストを強調したモデル。
事前に見た写真では、ノーマルに比べ子どもっぽい印象でしたが、実写を見ると断然こちらの方がかっこよかったです。


MIGHTY DECK(マイティーデッキ)
[スズキ]
後部座席を取り除き、荷台とした軽ピックアップトラック
二十数年前、スズキはこれと同じコンセプトのマイティボーイという車を販売していたが売れませんでした。
当時と比べ、レジャーは多様化していますが、はたして軽規格では・・・???
狭くてもいいから後部座席を設け、普通車規格の方が売れると思います。
我が国には、軽トラックという優れた車種があるので・・・


CONCEPT 2020 VISION granturismo(コンセプト2020 ビジョン グランツーリスモ)
[日産]
バットマンカー?
いやいや、「未来のスポーツカーのひとつの方向性を示す1台」と紹介されています。
丸いテールランプや縦目のヘッドライト、V6ツインターボの4WDというゲーム中のスペックから、次期「GT-R」を意識しているのでしょうか。
まあ、このまま市販されることはないと思います。


IMPREZA 5-DOOR CONCEPT(インプレッサ 5ドア コンセプト)
[スバル]
国産メーカーの中で、今、一番デザイン的に好きなのはマツダで、次はスバルです。
どちらも奇をてらったところがなく、道具としての機能美を引き出していると思うのです。ただ、若干、スバルは古くさいところがありもう少しくらいは冒険してもと思っていました。
これなんか、いいんじゃない?
誰が見てもスバル車だとわかるでしょうし、それでいて新しい。
是非市販化して下さい。


Hinata(ヒナタ)
[ダイハツ]
助手席側、前後のドアが観音開きします。
さらにタント同様、前後のドアの間に柱はなく、大きな開口部ができますので、福祉車両として期待できます。
でも、目をひいたのはこのカラーリングです。
こういう明るい車が街中にあふれるとステキではありませんか。


FIT HYBRID(フィット ハイブリッド)
[ホンダ]
マイナーチェンジしたフィット ハイブリッド
どこがどう変わったか知りませんが・・・
次期、愛車の候補の一つでもあります。
ただ、今回見比べて思ったのは、内装に関してはデミオが頭ひとつ秀でていますね。
他のメーカーも頑張っていただきたいものです。


CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)
[ホンダ]
トヨタ ミライに続く燃料電池車。
2016年3月に766万円でリース販売されるそうです。
この車のデザインって難しかったんだろうなと思います。
新しい技術ですから、未来を感じさせるデザインである必要がありますが、価格からいって高級感も必要。
また、公用車やお偉い様用のクルマにも使われるだろうから落ち着きも必要と背反するいくつかの条件をのまなくてはいけないですから・・・


Cocept CB(コンセプト CB)
[ホンダ]
CB1100を改良したコンセプトモデル
タンクの色や名前からみて、ヨンフォア(CB400FOUR)をオマージュしていると思われます。
たしかにカッコイイのですが、
それは私たちの年代にとってです。
リターンライダーばかり狙う商法はそろそろ止めた方がよいかと思うのです。
そうしないとますます二輪車人口は減ってしまいますよ。

名古屋モーターショーは会場のキャパの関係でしょうか。
ご本家の東京に比べ、幾分展示車が減らされています。
特に、二輪車は少なくなっていて寂しいです。
ポートメッセ名古屋は改装して大きくする計画があります。
何年か先にはもっといっぱいのモデルを見ることができるのでしょうか。

外車もいろいろ出展されていました。
 








まあ、この辺は宝くじが当たらないと買えませんけどね。

最後にサービスカット
 
 
 
 

自動車業界も少しずつ元気が出てきたようで、ショー的演出もだんだん増えてきました。今後の展開が楽しみでもあります。

コメント (10)
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