Petrol Bug's
―― The Restoration Report of 1933's THE SUNBEAM MODEL 8 ――
 



そんなわけでちょっと間が空いてしまったけれども、まあ、ダメだったよね。発電。信じるってのはね…生半可なことじゃないんですよ…。一度は回った。取り付けて乗った。発電しない。バラしてモータリングして見た。モータリングする。



再度取り付けて乗った。10kmくらい問題なく発電してた。翌日、発電しなくなった。しかもコミュテーターのところがえらく熱い。



その後舎人モーターサイクルに持ち込んであれこれする。回ったり回らなかったり。回っていてもだんだん勢いを失ったり。各所の通電をテスターでチェックするも問題なし。ブラシの当たりを疑うがそれも大丈夫そう。しかし勢いよく回らないまでも、通電状態でアーマチュアコイルを指で回すと抵抗が少ない感じがする。通常電気が流れると磁力が発生して、手で回そうとすると磁力由来の確かな抵抗があり、ゴリンゴリンというかブルンブルンというか、そういう生きのいい魚のような手応えがあるらしいのだが…?どうもフィールドコイルがあかんのではないかということで、結局中身総入れ替え。新しいフィールドコイルを寄せることとなった。



新旧フィールドコイルの抵抗を測ると新しいものが5.5Ω、古いものが2.8Ωです。なぜフィールドコイルの抵抗を測るかというと、途中で線が切れてショートしていないかを確認するため。…なのですが、普通ショートしているとすると抵抗値は大きくなるはず。古いフィールドコイルの抵抗値が謎に低い。新しい方の抵抗値は、まあこんなもんらしい。ちょっとネットをさまよって見たところ、だいたい4〜6Ωくらいのフィールドコイルが多い気がする。古い方の低さは一体…?



しかしいずれにせよフィールドコイルは新しいものに換装。これでついに元気よく回る…なんてもちろん思ってません。そんなすんなりいくはずがない。猜疑心と諦念だけをすくすく育てる英車道…。案の定状態は変わらず。回ったり回らなかったり。D側のブラシとコミュテーターが熱くなったり…。



どうもこれはアース不良なのではないか?という話になる。電流がうまく回っていない(アースされてないから流れない)ため、ブラシとコミュテーターの部分が熱を持つのではないか?…ということであちこちの導通で確認。テスターで見る限り明らかな異常はない…。ダイナモの端子側とギア側の蓋(正式にはコミュテーターベアリングエンドブラケットとエンドブラケットと呼ぶようです)を留める長いボルトが内部でアーマチュアコイルにかすかに接触してアース不良を起こしている説も検証されるが…違いました。接触はしていない模様。しかし、このボルトをゆるめたりすると、比較的頻繁にうまく回る感じがする。きっちり組むと回らなくなる。



そもそもこの新品アーマチュア、先日組むときにも端子方向の蓋にどっついたのでギア方向のベアリング底にシムを入れて調整したが、現状でも端子方向の蓋にかすかに触れて通電したりしなかったりしてる(つまりアーマチュアがボディに触れてるので、ボディアースしてもアース不良で電流が流れない)のでは…?ということでギア方向の蓋に0.5mmのガスケットを噛ませ、アーマチュアをもうちょっとばかしギア方向に動かしてみた。



……はい。元気よく回ります。そして熱くならない。両面の蓋を留めるボルトナットをきちんと締めても回る。念のため時間を置いて何度か試してみても回る。あとは積んで回ってくれればいいが…。そこはまあ…。やってみないとなんとも……。



あ、あとだいぶん今更なんですけども、ダイナモのDとF。FがフィールドコイルのFでフィールドコイルから直接出てる配線、Dがたぶんダイナモ?のDでブラシ経由でダイナモ(アーマチュア)から出てる配線って意味なんですって。ハーレーとかだとDがA(つまりアーマチュア)らしい。へえ〜。そう聞くと今後ここの配線に迷わないで済みそうではある。
 

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VMSにおじゃましてダイナモ修理のつづきをば。先にブラシとスプリングをつけます。バネ中央をマイナスドライバーでひねってはめるとはめやすい。



アーマチュアにスペーサーと不思議な金具、新品ベアリングをはめます。



アーマチュアを入れる際、邪魔にならないようブラシをモノサシでよけておく。



そいで反対側も組み立てるのだが…





一旦全部組んでみたところコミュテーターの端がボディにどっつき、アーマチュアが回らないので、ギア側にシムを追加して位置調整。



組み上がった。ブラシの抵抗はあるが、アーマチュアはるするすに回ります。



回っていることがほぼわからない地味動画。



とりあえずの修理は完了。



あとは載せてみて発電するかだな…。もはや俺は何も信じていないので、載せて発電を確認した後7000kmくらい走ってみないことには何とも言えない。

…信じる信じないじゃないんだよ。信じたい気持ちがあるかどうかなんだよ。
 

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や、どうも。いや、ちがうんです。別に暑いから修理をさぼっていたわけではなくてですね。ダイナモのブラシプレートが来ないな来ないなと思っていたら、ebayの中の人から「これ追跡番号フカシやし、詐欺アカやで」という連絡があり、その後別のアカウントから取り寄せたりしていて、やっと部品が揃ったのです。ブラシプレートをインドの出品者から取り寄せようとしている方はご注意を。…いないと思うけど。というか詐欺にしてもマイナー商品すぎて割りに合わなくない?

そんなわけでやっと来たブラシプレートだが案の定そのまま使えるはずもなく。まずブラシを固定するバネをつける部分の加工が甘い。というかこれ、ひっかかりがほぼあれへんがな。コンマ2mmくらいしかない。



さしあたってバネの力がかかる内側のみをヤスリで削りミゾを作ります。気温36度の中、地味極まりない作業だ…。



これでまあバネはひっかかるだろうということで、いざブレートをつけようとすると…。うん。当然のようにネジ穴とバカ穴の位置が合ってないよね。それも三箇所ぜんぶ合ってない。いちばんマシなひとつを基準に他のふたつの穴を楕円に拡大する。



なんとかついた。製品にバカ穴ひとつ満足に空けられないってどういうことなの…。



暑いのでもうつづく。どうせまだしばらく走れねえしな。
 

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…や、知ってた。死とラブストーリーは突然に訪れるってこと。後者には身覚えがないけれども。





でまあ、何が起こったかってえとですね。日も暮れかけて灯火して走ってたわけです。するとあれ?おかしいな?だんだん発電が弱くなっているような…?お、赤だ。…と停車したところで鼻先を撫でる不穏な香り。ふと股下を見ると煙が…。やべえ、なんか焼けてる!

急遽路肩に寄せてエンジンを止める。何だろう?ポイントの辺りっぽかったけど…?



マグダイノはどちらもチンチンに熱い。しかしポイント付近が焼けている様子はない…。ダイナモかな…?



コ……コミュテーターがバラバラになってルゥ〜!!



…え?なに?こんなことあんの?という動揺と疲れによって、この日はレッカーで帰宅後原因究明をほったらかしてみたのだった。……でもって余裕と冷静さが戻ってきたので、ちょっとバラします。バラすというか既にバラされているというか…。





うわぁ…。



くまなく逝ってますね…。ブラシなどを固定するベーク部分も割れてるし、ブラシもがっさり削れてる…。





各所粉々…。ブラシを入れる部分も歪んでいます。



コミュテーターがバラけた際に、変な負荷でマグ側に影響がなければいいが…と思ったが、そちらは幸い無事なご様子だ。



しかしこれ…どうしたもんか…。



中身入れ替えで修理するか…もはや別途使えるものを丸ごと買っても金額的に大差ない気もするけどな…。
 

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日曜15時も過ぎた頃から怠惰なビーミング。ふらっと金沢区六浦の銭湯へ。



みなと湯。旅館併設。4500円からご宿泊いただけます。微妙な場所にあるが…釣り人用かな?







日が傾いて風が気持ちよくなってきた。この時期の夕方湯上りで流す感覚は最高ですね。このまま帰るのも寂しいんでちょっと寄り道を。陸の孤島磯子区岡村にある、時間の孤島岡本総菜店へ。





注文を聞いてから揚げてくれるので超うまい。地元で愛されているらしく注文の電話がよく鳴るのだが…当然黒電話のジリリンである。建物は国指定重要文化財、おかみさんは人間国宝に指定してほしい。お近くの方は週一で通ってください。遠くの方は月一で。



レバカツとポテトフライの幾つかはこの場で。残りのポテトフライとコロッケとメンチはお土産にした。ソースと油の香りが最高。往路38km、復路30km、計68kmの安心実……



………突然の死!!!

もう疲れたので来週へ続く…。君は…刻の涙を見る…。
 

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