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Petrol Bug's
――――― THE SUNBEAM FROM THE FAR EAST ―――――
 



おや…?何だか見慣れたこの光景は…?





抱き付きでしょうか?いいえ、圧縮漏れ。…どうもエンジンが暖まってくるとチュンチュン言う。キャブへの処置以降、増し締めなどはするものの、どうにもならないのでとりあえず開けてみました。それほど深刻な症状ではないのだが、とりわけ長めの距離を走った後のアイドリングが気持ち不安定になる。具体的に言うと信号待ちでめいっぱい遅角するとたまさかすとんと落ちる程度の不具合だ。試しにアイドリング時にシリンダー継ぎ目部分にパーツクリーナーを吹いてみると…やはり吸っていた。ということで分解、銅ガスケット新規製作の流れだ。



開けて、校長直伝のまじまじ見る攻撃をしてみると…やはりかすかではあるがシールが弱い形跡が見て取れる。とりあえずガスケットを少し厚くして対処しようとしているが…。そういえばシリンダー側は面研したが、ヘッド側はしていなかった。厚めのガスケットで対処しきれない場合は内燃機屋行きだな…。



バラされるサンビームの図。キャブのスピゴット部に無茶な二次エア対策を施してあるので分解しきれず、キャブごとヘッドを下ろすという荒技です。あ、ガスケットの図面はちなみにこんな感じ。



0.5mm→1.0mmという大幅アップ。0.8mmが手近になかったのだ。…まあ、圧縮換算で0.13弱マイナスというところなので大した問題ではなかろう。そしてガスケットの実製作をするにはディバイダ(両足針のコンパス。銅板をケガキます)がなく、何か面倒になったので明日やることにした。それよりもシリンダー内壁に怪し気な跡もなくぴっかぴかであったことにほっとした。まあ、ヘッドの内側は2000kmで既にカーボンが堆積していましたが…。
 

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