母の趣味は折り紙、絵を描くことだ。何かこまごましたことをするのが好きだ。
折り紙をしても、鶴の作り方忘れた。あれ、あれ?の連続だ
でも、一緒にするとなんとかなる。
母に大人の塗り絵の本をプレゼントした。
左に見本、右に薄く下絵がかいてあり、切り取ってハガキにもなる。
母はその本を何度も開いては閉じ、ぼんやりみていただけだった。
下絵が薄くて見えないのだ。書きたくてもかけないんだ。
下絵をペンでわかりやすくした。
絵が好きだった母は、色鉛筆を両手に持ち、真剣な顔で書いていた。
久しぶりに見た母の表情だった。
暑中見舞いをもらった友達に送ると言って、住所を書こうとするが、
漢字がかけない。書こうとすると書けない。気負わないとかけるので
下書きをしてから、見ながら書いた。
切手を貼って、一緒にポストに入れに行った。
書いたことをもう忘れているかもしれない。
でも、充実していた時間はきっと心に残っているだろう。
折り紙をしても、鶴の作り方忘れた。あれ、あれ?の連続だ
でも、一緒にするとなんとかなる。
母に大人の塗り絵の本をプレゼントした。
左に見本、右に薄く下絵がかいてあり、切り取ってハガキにもなる。
母はその本を何度も開いては閉じ、ぼんやりみていただけだった。
下絵が薄くて見えないのだ。書きたくてもかけないんだ。
下絵をペンでわかりやすくした。
絵が好きだった母は、色鉛筆を両手に持ち、真剣な顔で書いていた。
久しぶりに見た母の表情だった。
暑中見舞いをもらった友達に送ると言って、住所を書こうとするが、
漢字がかけない。書こうとすると書けない。気負わないとかけるので
下書きをしてから、見ながら書いた。
切手を貼って、一緒にポストに入れに行った。
書いたことをもう忘れているかもしれない。
でも、充実していた時間はきっと心に残っているだろう。