手を入れる

春の法要前から熊野霊苑の小規模改装を行っていますが、

 

不思議な位、手を入れれば入れるほど環境に馴染んで、愛着がわきます。

 

これも全て職人さんや現場の管理スタッフの功績ですが、お参りいただく方々の驚きを拝見すると、益々やる気になります。

 

綺麗になってくるともっともっと手を加えたくなるもので、今まではスルーされていた現場のごみなどをスタッフが見つけてはゴミ箱に入れる姿を多く目にするようになりましたし、花畑の手入れもコマ目になりました。

 

現場の人間が現場を愛し、自然の中で自然と共生している霊苑をこれからも目指します。

何で私が・・・・

先日お迎えに行かせていただいた奥様の第一声です。

 

奥様いわく、余り動物が好きでないのにも関わらず、子供にせがまれて飼い始めた犬だったのに、大学や就職で子供達は出て行き、ご飯や散歩の世話は全て私。

 

おまけに最後のお別れまで一人でしなければならないなんて悲しすぎる・・・・。

 

と声をあげて泣かれていました。

 

余り好きでなかった犬が最後には、子供以上に好きになっていた・・・・。

 

帰り際に腫れた目で教えてくださいました。

 

残念ながら良くあるお話です。