ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

都議選結果と衆議院解散に思う

2009-07-15 03:07:45 | Weblog
都議選の結果を見ましたが、共産党や市民派と呼ばれるようなところが議席を減らして
いることに不安を感じました。2大政党の戦いの中で小さな声が埋没してしまっています。

■東京都議選結果
http://www3.nhk.or.jp/togisen/

小選挙区での議席は難しいとしても、選挙区から数名当選出来るところなら市民派も
頑張れるのかと思っていたが、そうでもなさそう。

最近の格差社会や蟹工船への注目などで、共産党への風というのがあるように聞いていたけど、
実際はそのような答えは出なかった。

今の選挙制度では、大政党は小さな声に対しても、意識して党の中に吸収していく姿勢を
持ってもらわねばならないのだけど、そんなことは考えないのかなあ?
そうでなければ、救われない・・救いが無い

東京では今回10%投票率が増えたことが民主党躍進になったとか。
自民党への投票数は前回と比べても減ってなく同じ、それ以上に今回投票に行った
10%の人々が、ドドッと民主党に入れたらこんな結果になったということなんだとか。

投票にいくことが、本当に変化を招くことになったのだが・・・


そんな中、公明党が手堅く議席を守り、1議席上積みまでしている点に唸ってしまう。

徹底した組織をあげ立ち向かう選挙、世の中の風にどんな変化があろうとも微動だにしない!?
公明党への批判がある中、これはいやはや恐ろしい組織力、運動力です。

上記NHKサイトで、選挙区ごとの投票結果を見てもらうと、公明党の当選者が絶妙な
投票配分によって、2議席づつ当選させている様子などが見えます。

本来は、自民・民主・公明のどれでもない党派が入り込んでもよさそうな議席を
公明党がピシッと数字をあわせてきて、持っていっている感じです。

いったいこの組織のもくろみを阻止しようとするなら、投票率はいったい
どれだけ上がらねばならないのでしょうか??

自公以外の野党で過半数を制したとはいえ、共産党がどこまで都政に責任もって、与党的に
関わっていけるのか?と思うとき、結局また公明党がキャスティングボートを握ってしまう
のではないか?と思ってしまう。


総選挙が8月30日と決まったとか。

「麻生おろし」と、あれだけ騒いでた人たちが、昨日の内閣不信任決議案にそろって反対。
自分の選挙のためにテレビの前では騒いで見せておかねば、というパフォーマンス的なやり方は、
とてもみっともなく、信頼できない態度に映ります。

選挙中は、自分は自民党の中で頑張ってたんです!と言ってみせるのでしょう。

その騒いでいる人たちというのが、自民党への不審を増すきっかけとなった、安倍元総理を
支えてた人たち(支えきれなかった人たちか?)というのも、どうにも信用おけない印象なのです。








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