ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

地方に住むLGBTが孤独でいないために

2012-05-16 01:26:16 | Weblog
東日本大震災のとき、被災地域にいるLGBTの仲間たちはどう過ごしていただろう。
LGBT特有の不安や孤立感にいたのではないだろうか。
今もなおかもしれない・・

ふりかえれば、西日本に住む自分たちが離れた仲間たちを支援したいと思い立っても
隠れたLGBTたちに向けて支援をする方法は、ないも同然の難しいものだった。

その地域の活動団体に状況や困っていることを確認しても、
その団体にかかわっている仲間たちだけのことで
実際に被災をしたLGBTの数と比べれば、ほんの一部の人ということになった。

LGBTは自己防衛のために自分を隠し生きている人が多い。
地方ではなおさらのことだ

仲間と繋がる場の存在も知らないままであったり、実際その一歩を踏み出すのも大変だ
そういう仲間には、有事の際でもやはり手を差し伸べようがないのだ。

家族や職場、地域の絆にちょっと距離を置きたくなる自分たち
孤独で生きるしかないのか?

そんなことはない、LGBT仲間との絆を作っておいてもいい。

これからの時代は、家族や職場、地域の絆だけではないつながりを
個人が作っておくことが、とても心強いものになっていくだろう。
これはLGBTに限らないことだと思うけど。

愛媛での活動でも一人二人と仲間が増えていけば大きな支え合いができると実感している。

有事は平時の備えにかかっているんだよね。

どこで次の震災が起きるか分からない、すべて我がことだ。

愛媛から被災地のLGBTを支援する活動を頑張ってくれている仲間のことが
愛媛新聞に大きく取り上げられました。(5月3日社会面)

■ジャパン・レインボー・エイド
http://rainbowaid.jp/index.html


~レインボープライド愛媛 つながるイベントのお知らせ~

①LGBT当事者のための交流イベント(れいんぼ~ティーサロン)

 5月26日(土)13:30~17:00 場所コムズ
 当事者同士で友達づくり
 仲間でおしゃべりしよう!みんな集まれ~  参加費500円


②市民誰でも参加できる交流お茶会(れいんぼ~ティーサロン+プラス)

 6月10日(日)13:30~17:00 場所コムズ
 LGBTと市民の交流、セクシャリティを超えておしゃべりしよう!
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お問い合わせは
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/


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