米国防長官発言に反論 中国大使 尖閣
(時事通信 2013/05/01-11:44)
【北京時事】中国の崔天凱駐米大使は30日、29日に小野寺五典防衛相と会談したヘーゲル国防長官が沖縄県・尖閣諸島問題に関して「現状変更を試みるいかなる力による一方的な行為にも反対する」と言明したことについて、「情勢をあおり、激化させたのは日本側であり、一方的かつ脅迫的な行動を取ったのは日本の方だ」と反論した。中国メディアが伝えた。
崔大使はさらに、「米国は、自身の発言と行動で中立を保持しなければならない」と強調。その上で「どんなことがあっても小さな問題で大きなことを失ってはいけない。目の前の一時的な必要により長期的な災いが引き起こされるものだ」と述べ、尖閣問題での立場が米中関係にも影響を及ぼす可能性があると米国をけん制した。
(時事通信 2013/05/01-11:44)
【北京時事】中国の崔天凱駐米大使は30日、29日に小野寺五典防衛相と会談したヘーゲル国防長官が沖縄県・尖閣諸島問題に関して「現状変更を試みるいかなる力による一方的な行為にも反対する」と言明したことについて、「情勢をあおり、激化させたのは日本側であり、一方的かつ脅迫的な行動を取ったのは日本の方だ」と反論した。中国メディアが伝えた。
崔大使はさらに、「米国は、自身の発言と行動で中立を保持しなければならない」と強調。その上で「どんなことがあっても小さな問題で大きなことを失ってはいけない。目の前の一時的な必要により長期的な災いが引き起こされるものだ」と述べ、尖閣問題での立場が米中関係にも影響を及ぼす可能性があると米国をけん制した。