米大統領 中国に「脅迫見過ごせない」
NHK NEWSWEB 6月14日 4時10分
安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領は、13日、電話で会談し、オバマ大統領が、米中首脳会談の内容を説明し、地域の安定のためには、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で悪化した日中関係の修復が必要だとして、日本と中国が対話を行う重要性を確認しました。
これに関連して、日米の外交関係者の話で、米中首脳会談での主なやり取りが明らかになりました。
それによりますと、習近平国家主席は、尖閣諸島について、中国側は領有権問題の棚上げを求めているものの、日本側が、立場の違いを認めないため、対話を行うことができないと述べたということです。
これに対して、オバマ大統領は、日本がアメリカの同盟国であることを強調したうえで、
「同盟国が脅迫されることを見過ごすことはできない」と述べ、中国に対して、緊張を緩和する努力を促したということです。
政府は、アメリカ側が、日本の立場を踏まえて対応したと評価しており、来週、イギリスで開かれるG8サミット=主要国首脳会議に合わせて、日米首脳会談を行い、日米の連携を一層強化することを確認したいとしています。
NHK NEWSWEB 6月14日 4時10分
安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領は、13日、電話で会談し、オバマ大統領が、米中首脳会談の内容を説明し、地域の安定のためには、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題で悪化した日中関係の修復が必要だとして、日本と中国が対話を行う重要性を確認しました。
これに関連して、日米の外交関係者の話で、米中首脳会談での主なやり取りが明らかになりました。
それによりますと、習近平国家主席は、尖閣諸島について、中国側は領有権問題の棚上げを求めているものの、日本側が、立場の違いを認めないため、対話を行うことができないと述べたということです。
これに対して、オバマ大統領は、日本がアメリカの同盟国であることを強調したうえで、
「同盟国が脅迫されることを見過ごすことはできない」と述べ、中国に対して、緊張を緩和する努力を促したということです。
政府は、アメリカ側が、日本の立場を踏まえて対応したと評価しており、来週、イギリスで開かれるG8サミット=主要国首脳会議に合わせて、日米首脳会談を行い、日米の連携を一層強化することを確認したいとしています。