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中国政府は天津爆発事故の二次被害について明らかし近隣諸国に謝罪し損害賠償せよ!

2015年08月19日 | 中国の内政問題・少数民族弾圧
中国政府は天津爆発事故二次被害について明らかし近隣諸国に謝罪し損害賠償せよ!



中国・天津爆発事故現場に雨、広がる汚染への不安
AFPBBNEWS 2015年08月18日 17:58 発信地 天津/中国


【8月18日 AFP】
 大規模な爆発事故によって壊滅的な被害を受けた中国・天津(Tianjin)は18日、雨が降り、片付け作業が困難になるとともに、毒物汚染拡大への不安が広がっている。

 当局によれば、事故が起きた天津北部の港湾地区には、毒性の強いシアン化ナトリウムが約700トン保管されていたため、雨で広範囲に流出する可能性があるという。

 当局は、天津の大気と水は安全だと主張しているが、地元住民や犠牲者の遺族は不信感をあらわにし、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)も、当局に透明性を要請した。
 
 天津市環境保護局によると、17日は封鎖された地域内にある40か所の水質検査地点のうち8か所でシアン化物が基準を上回り、最も高い数値は基準の28.4倍だったことを明らかにした。 シアン化物は他に21か所の検査地点でも検出されたという。

天津市環境保護局によれば、汚染物質の流出を防ぐために、「爆心地」の10万平方メートル周辺を土砂でせき止め、雨水がたまらないよう、パイプラインなどで排水を行っているという。

 シアン化ナトリウムは毒性のある白色の結晶、または粉末で、金鉱などさまざまな場所で工業用に使用されている。シアン化水素ガスが発生することもあるため、米国ではガス室による死刑執行に使われていたこともある。

米環境保護局(Environmental Protection Agency、EPA)によれば、濃度が比較的低い場合でも急性暴露した場合は、脱力感や吐き気、目や肌の炎症を起こす恐れがあり、慢性暴露の場合は、心臓血管や中枢神経系に影響を与える恐れがあるという。


 犠牲者114人の追悼式典
 18日には天津市内で114人の犠牲者を追悼する式典が開かれた。式典では、当局者や兵士らが頭を下げて犠牲者をしのんだ。18日までに死者、行方不明者の数はそれぞれ114人、57人に上り、31人の遺体の身元がまだ判明していない。(c)AFP


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