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米国加え3カ国で政策対話 資源開発で協力 日モンゴル (時事通信)

2013年03月31日 | 東アジアニュース
米国加え3カ国で政策対話 資源開発で協力 日モンゴル
時事通信 2013/03/30-23:47)

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は30日夕(日本時間同日夜)、モンゴルのアルタンホヤグ首相、エルベグドルジ大統領とウランバートルの政府庁舎で相次いで会談した。政治や安全保障分野での関係を強化するため、米国を加えた3カ国間で事務レベルによる政策協議を開始することで合意。また、世界最大規模のタバントルゴイ炭田など資源開発での協力や、投資や契約に関するルール整備などを盛り込んだ新協力イニシアチブを発表した。
 一連の会談で、安倍首相はモンゴルとの「戦略的パートナーシップ」を推進する考えを表明。経済連携協定(EPA)の早期締結に向けて交渉を加速することでも一致した。
 
 経済、軍事両面で台頭する中国をにらみ、民主主義や人権、法の支配など普遍的な価値を重視する立場も確認。安倍首相はこの後の共同記者会見で、日中関係について「日本からエスカレートさせるつもりは全くない。中国は関係全体に影響を及ぼさないようにコントロールしていくべきだ」と語り、同国による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海・領空侵犯を念頭に自制を求めた。
 
 一方、安倍首相は会談でモンゴルと国交のある北朝鮮の動向に関し「北朝鮮の取っている挑発行動は断じて許すことはできない」と非難。北朝鮮による日本人拉致問題について「安倍政権で解決する決意だ。支援をお願いしたい」と要請した。モンゴル側は理解と支持を表明した。


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