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舛添都知事、ソウル市長と会談 韓国大統領との会談模索 ( 時事通信)

2014年07月24日 | 日韓紛争
舛添都知事、ソウル市長と会談 韓国大統領との会談模索
時事通信 2014/07/23-21:16)

【ソウル時事】東京都の舛添要一知事は23日、韓国入りし、朴元淳ソウル市長と会談した。双方は、微小粒子状物質PM2.5による大気汚染対策や都市の安全、2020年東京五輪成功に向けた準備などで協力を強める考えを確認。会談後、こうした内容を盛り込んだ合意文書に署名した。

 署名式で朴市長は「ソウルと東京が成熟した市民意識を発揮して一歩ずつ前進すべきだ。勇気を持って過去を顧みながら、同時に未来を繁栄させていこう」とあいさつ。舛添知事は「きょうを第一歩として、ソウル市民と東京都民の協力が深まることで、その成果が日韓関係の改善につながると確信している」と応えた。

 両都市は1988年に友好都市関係となったが、都知事の韓国公式訪問は18年ぶり。歴史認識や島根県・竹島の領有権問題をめぐり両国関係が冷え込む中、舛添知事の都市外交が関係改善の契機となるか注目される。 
 舛添知事は17日に会談した安倍晋三首相から、両国関係改善への意思を韓国側に伝えるよう頼まれたという。都側は滞在中に朴槿恵大統領を含む韓国政府要人との会談を模索している。

 会談に先立ち舛添知事は韓国・珍島沖で起きた客船「セウォル号」沈没事故の犠牲者を追悼するソウル中心部の焼香所を訪れ、献花した。25日午後にソウル大学で日韓関係について講演し、同日夜帰国する。
 舛添知事は都市外交に力を入れており、4月には中国・北京市を訪れた。