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集団的自衛権で政府が与党に最終案提示、1日にも閣議決定 ( ロイター )

2014年06月27日 | 憲法改正と日本の安全保障
集団的自衛権で政府が与党に最終案提示、1日にも閣議決定
ロイター2014年 06月 27日 14:57 JST
( 久保信博 編集:山川薫)


[東京 27日 ロイター] - 政府は27日、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定文の最終案を自民党と公明党に提示した。日本を取り巻く環境が変化したとし、一定の条件を満たせば集団的自衛権の行使は「憲法上許容されると考えるべきであると判断するに至った」とした。

公明党の北側一雄副代表は「極めて限定された要件になっている」と語り、行使の歯止めに関する記述を評価。同党は週明けにかけて意見集約を進める。次回7月1日の与党協議で両党が合意できれば、政府は同日にも閣議決定したい考え。


 武力行使の3条件
閣議決定の文案は、力の均衡や技術革新など、日本を取り巻く安全保障の環境が変化したことを指摘。

日本と密接な関係にある国が攻撃された場合も、
 1)日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある
 2)日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない
 3)必要最小限の実力行使──という3条件を満たすことを前提に、自衛権の発動を認める内容となった。


 与党間の合意と閣議決定を経て、政府は自衛隊を動かすための法整備に着手する。具体的に何が可能になるかは、3条件と照らし合わせて 決めていくことになる。

公明党の北側副代表は、与党協議で焦点の1つとなった海上交通路(シーレーン)に敷設された機雷の除去について、「背景にどんな事態があるのか分からないと判断できない」とする一方で、「極めて限られた事態だろう」と述べ、3条件を満たす可能性が低いとの考えを示した。



環太平洋演習始まる 中国軍初参加 米ハワイ ( 時事通信 )

2014年06月27日 | 国連・国際社会
 環太平洋演習始まる 中国軍初参加 米ハワイ
(時事通信 2014/06/27-10:28)

【ワシントン時事】米ハワイを舞台にした世界最大規模の多国間の海上軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)」が26日、始まった。1971年の開始以来、24回目となる今年は中国とブルネイが初参加。中国海軍は射撃訓練や災害救助訓練などを行う。
 リムパックには、22カ国から水上艦艇49隻、潜水艦6隻、航空機200機以上、兵員約2万5000人が集結。8月1日までの日程で、対潜水艦戦、射撃訓練、海賊対策訓練などを展開する。
 日本からは、イージス艦を含む水上艦艇に加え、陸上自衛隊も参加。陸自部隊は水陸両用訓練を実施する。中国海軍はミサイル駆逐艦とフリゲート艦、補給艦、病院船を送り込む。

北朝鮮がミサイル発射か 日本海向け短距離3発 (共同通信)

2014年06月27日 | 東アジアニュース
北朝鮮がミサイル発射か 日本海向け短距離3発
共同通信47news 2014/06/26 20:40 】

 【ソウル共同】韓国国防省によると、北朝鮮は26日午後5時(日本時間同)ごろ、南東部の元山周辺から北東方向の日本海に向け、短距離ミサイルとみられる物体3発を相次いで発射した。190キロほど飛行したという。北朝鮮の狙いは不明だが、軍事訓練目的などの可能性がある。

 韓国軍関係者によると、軍当局は北朝鮮が発射した物体は射程約150キロの300ミリ多連装砲「KN09」の改良型である可能性もあるとみて分析を急いでいる。国防省は、北朝鮮がさらに続けて発射する可能性もあるとみて監視を強化した。