☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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死について、最近思うこと「命の値段」

2006-02-17 | 今日の幸せ
blogで、死の予感を、発する文章を綴ってる人が本当に死んじゃったみたいです。

たくさんの人が、何バカなこといってるんだ、って、書き込んで、私も、その中の1人に入ったけど、死のベクトルを向いてる人間に何をいっても、響かないみたい。

「死にたい、死にたい、」と叫ぶのは、人の注目を浴びたいからで、そんな人間で、死んだやつは、いない、という言葉があるけど、
三島由紀夫のような例もあるし、必ずやってくる死、それも、今日かもしれない、明日かもしれない、そんな死を自ら縮めたって、たいしたことではないのかもしれない。

たとえ、何人かの身内が、嘆き悲しんだとしても、その嘆き悲しむ人もいずれは死ぬわけだし。

先日、テレビの小児病棟の番組をやってた。

同居人は、障害のある人の番組や、病気で頑張ってる人達の番組をなぜか、選んで見ていた。
元気で、話していたのに、その2時間後に、24時間、気持を繋げていたとおもっていたワタシにも、知らせないで、突然布団の上で、亡くなってしまっていた。

一瞬の心不全による心臓停止だったようだ。

普段から、薬でも押さえ切れない、頻繁な癲癇発作。 若さで、耐えていた心臓も、耐え切れなくなったのであろうか。 バイアグラは、心臓の弱い人には、使えないそうだが、普通の心臓をもっていても、負担は、少なくはないのでしょうね。 頻繁な、マスター...も、心臓に負担をかけるのかしら?

「苦しみが少なかっただろうから、せめてもの、救いだね」と、声をかけてくれたり、たくさんの人がお葬式にきてくれたけど、その後は、また、もとの生活

それはともかく、臓器移植の為に、莫大な金額を募金であつめて、海を渡る赤ちゃんもいるかと思えば、踏みつぶされるアリのように、戦争で殺される子供達もいる。

「命の値段」、あってないようなもの。

ただ、「そこに命がある」ということは、それだけで、周りの資源をくつぶしていること。
それと同時に、常に、エネルギーをだして、誰かと関わっていること。
人間が生きてるってそんなものなんでしょうね。

プロジェリアという病気のアシュレーという女の子が時々番組にでる。「早老症」というのでしょうが、自然にしていても、個人によって、寿命は決まってるのでしょうし、みんなとサイクルが狂ってるだけと考えて、接するより、しかたないのでしょう。

同居人の体調が、急速に悪くなっていくなかで、これが、わが息子のサイクルなら、受け入れるよりしかたないと、言い聞かせてはみたけれど、やっぱり、亡くなってしまうと、一緒にすごした、楽しい日々が思い出されて元に戻りはしないのに、涙がでてきます。

それはそれで、受け入れて、心静かに、生きて行くよりほかないですよね。

変化といえば、周りの世界が、別世界のように見える。
身内が次々に亡くなって、死が身近に引寄せられるせいなのかもしれません。

奥の細道ですね。

「死」は、もてあそぶものではなく、受け入れるもの。

いくら考えても、一つの正解なんかありゃしない。
だれにも、わからない、個人の死の意味。

それでも、古代から、生きてればこそ、死について、かんがえるんですね。

死んじゃえば、考えなくてすみますよね。

本当に、人間は、簡単に、死ぬものです。

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2 コメント

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生命力 (agrico)
2006-03-20 19:05:05
生きるのに過酷な環境の時代に自殺はほとんど無かっただろうと思います。これは昔世界の国々を見てきた私の、まったくの推測なのですけれど。

自殺は現代日本だけじゃなく、生きるのに楽になった国や時代すべての特徴のようです。

人間の生命力とは、そのような環境では身に付きにくいものなのでしょうか。



「食べ物」を通じて見て、今の社会に本当に生命力がなくなってるなあ思います。

私たちがいのちを粗末に扱っている、当然の因縁なんでしょうね。
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なんなのでしょうね。 (persempre)
2006-03-20 19:56:29
ささえて、ささえあって、生きていかなくても、社会制度で、最低限の保証をしてもらえる。 ひとまず安心。 それが、もしかしたら、間違いのもとなのかもしれません。



生活の保証は、心の支えの保証には、つながらない。



今日のニュースで、担任の先生にしかられたからと、そのまま家に帰って自殺した、小学5年生がいましたが、そのおばさんという人が、「すぐにカッとなる性格だから、注意して接してください、といってたのに」などと、訴えてました。 学校から、プイと帰ったら、すぐに、親に連絡するのが、当然だろう、というようなことも。 



それも、甘やかされて、思い通りにならないと、短絡的に、自殺してやる! と言うことで、生命力の不足なのでしょうかね。
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