パーフェクトワールド

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二世の透明な悲しみ?映画「ドニー・ダーコ」

2007-07-28 06:35:49 | ●JW的エンタメ
映画の紹介です。

「ドニー・ダーコ」

これ、JWの、しかも二世、が共感することろが多いと思う。映画「ヴィレッジ」のように直接関係のあるストーリーではないんだけど、なんていうか、透明な悲しみちゅうか、それでいて終末への希望っていうか、
複雑な立場がよく描かれていると思いました。

JWはぜひ一見あれ。

主人公ドニーは高校生なんだけど、周りから疎外感を感じてる。ある夜不思議な男からこの世界はあと28日と何時間、何秒で終わると告げられる。

ってところが終わりの日を意識しながら生活してる2世に似てます。

で、主人公はどうするかというと、ホントかもしれないけど、夢かもしれないし、ということでその後も淡々と普通の日々をすごすのですが~、やはり終末が来ると知ったからには他の人とも同化できない。

と書くと2世ッぽいでしょ。

おまけに学校で開催されたニューエイジ、ポジティヴシンキングの教祖(笑。パトリックスウェイジ。とほほ)にみんな心頭してゆくなか、どうしてもうさんくささを感じてしまい、さらに周りからあぶれるドニー。

雰囲気的にはオカルトっぽいと思うかもしれませんが、ラストを見ると
「あ、こういう事。」って分かるようになってます。オカルトとかホラーとかでは全然ありません。

おすすめです。