わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

8月15日

2019-08-15 08:59:51 | なんでもかんでも
今日は終戦の日。

ありきたりな言い方だけど、今の日本の平和はこの戦争で犠牲になった方々の上に成り立ってるんだということを決して忘れるべきではない。

それが最近はどうにもこうにも怪しくなってきてる。
多分一番の原因は戦争を体験した人がいなくなってきてるから。特に政治家に戦争体験のある人がいなくってきているのはマジやばい。
昔は、自民党の政治家だって実体験のある人は多くが戦争に強く反対してた。それが最近はね。。。

戦争も原爆もリアルに知っている人が少なくなってきて、そろそろ"歴史"になりつつあるのかもしれない。
例えば、"関ケ原の戦い"だって立派な戦争であり殺し合い。でも、儂らにとっては日本の歴史の一つ。そこでどんな凄惨なことが起きたかなんて普通はあまり考えないし、どこか非現実の物語的な感覚で捉えてる。
それと同じようなことになってきてるとしたら、ホント怖い。

戦争を知らない人は絶対に戦争を美化しちゃいけないと思う。
「エイエイオー」と勇ましいことを言うのは簡単だし気持ちいいかもしれない。でも、戦争って人が死ぬんだよ。
しかも見るに堪えないような状況で殺されるんでしょ? それがどういうことなのかわかれば勇ましいことを言う人も少しは減るんじゃないのかな。

儂、前から思ってるんだけど、例えば、戦争資料館のようなところで、VRを使って"本物の戦争"を体験できるようにすればいいんじゃないか? 人が機関銃の弾に当たるとどうなるのか、爆弾で吹っ飛ばされるとどうなるのか、血が噴き出し内臓が飛び出し体がぐしゃぐしゃになる、そういうのを体験しても、なお「エイエイオー」って言える人なんてそうはいないと思うんだけどね。

戦争反対とか言うと、「現実の世界を知らない」とか「理想に過ぎない」と言う人がいる。でも、現実がそうだからっていつもまでもそのままだったら何も変わらない。変わらないものは早晩滅びる、これが真理。
どんなに難しくたって、少しずつでも理想に近づけていくように知恵を働かせることができるのが人間。それをやらないのは人間であることを放棄してるということ。"やるかやらないか"、"できるかできないか"なんていう二元論でしか考えられないのは「脳ミソついてんのかよ」と言いたくなる。

「あの国嫌い」、「日本はあの国より偉い」、「あの国生意気」
そんなこと言って何になるの? そんなこと言ってみてものその時ちょっと気持ちが良いだけで、"愚か"以外のなにものでもないよ。
今の日韓のことがそう。方や嫌韓感情を煽り、方や半日感情を煽り、どっちの長も"そういう人達"の支持を得て満足してるのかもしれない。でも、そんなのどっちの国益にもなってないでしょ。ただ"そういう人達"が「気持ち良い~」だけ。(ちなみに儂は韓国嫌いでも好きでもありません)
やられたらやりかえすって、子供のケンカだよねwww。

もちろんこういうことは日韓に限ったことじゃなく、世界中にゴロゴロしてる。特に最近はね。。。
でも、だからと言ってそれが正しいわけじゃないでしょ。
殺し合いして相手をねじふせようなんていうのは人間やめるのと一緒なんだから、もういい加減やめとこうよ。


最後に仏の言葉を2つ

「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。」(ダンマパダ 5、中村元訳)

「すべての者は暴力におびえる。すべての生き物にとって命は愛おしい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」(ダンマパダ 130、中村元訳)

合掌

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぼあちゃんのこと@19.08.14 | トップ | ぼあちゃんのこと@19.08.15 »

コメントを投稿