バンザイ

本(絵本も)を中心に、息子たちとのくらしをつれづれなるままに。ウレシカッタコト、ハッケンを。

『いぬのおばけ』長新太

2005-10-06 00:10:38 | 絵本
またまた私の趣味で、そして、にいにもとうとう虜となった長新太さんの作品。やっぱり、大好きです。

いぬのおばけ

ポプラ社

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帯に
「長新太の めくるめく 抒情とユーモア」
ありましたが、まさにその通りでした。

女の子が散歩をしている途中で、いぬとであうのですが、そのいぬは眠っているのです。だから、病気?とおもい、おぶっていくのですが・・・。

「こんなことってあるかしら」

っと途中で女の子は、おもうのです。
その
「こんなことってあるかしら」
が、私は、なんか勝手な長さんのイメージとのギャップが好きです。

そして、長さんの作品には、だいたい、途中1ページ、ほっと一息つかしてくれる箇所があるのが、なんともいえないと思います。

    これは、はなの おばけかしら。
   かぜが そよそよと ふいて、
   はなの いいにおいが しています。
   ああ、おもいなぁ。


ね、どうでしょう。

ストーリーを語るのは、もったいないので、私のブログでは他の本も含め、かなり大まかのことしか書きませんから、全くわかっていただけないかなぁ。

にいには、最後、何が起こったのか、わからず、
「どうして?」
「なんで?」
と、何度も繰り返し、前のページもめくり返したりしていました。

ナンセンスですから、答は無く、語りようもないのですが、
「きっとさぁー」とか言いながら、親子の会話が弾みました。
そうそう、ちなみにようは、一人遊びに夢中でした。

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