滅多に牛肉は食べないのですが、牧場訪問に行く度にNHPでのランチは『ノーザンテースト』で「牛ステーキとたっぷり焼き野菜」と決めています。(写真撮り忘れました・・・)
早起きして飛んできて、1日中馬を見てとんぼ返りするのですから体力勝負です。
特に午後は分刻みで走り回りますので、ランチはしっかり食べないとね。(でも食べすぎると・・・)
で、このステーキですが、年々、お肉が小ぶりになってきたぞと感じていたら、今回からメニューが「早来ビーフ(150g)と、たっぷり焼き野菜」にマイナーチェンジしていました。(お値段もそれなりにアップしちゃいましたが・・・)
しかし、この早来ビーフがジューシーで旨いこと。
焼き野菜は、白アスパラ、ズッキーニ、エリンギ、マッシュルーム、しいたけ、パプリカ、ブロコリ、カリフラワー、万願寺唐辛子、小茄子などの新鮮な野菜をグリルしたものですが、これを和風のあっさりしたタレでビーフと一緒に食べると、う~ん、また食べに行きたいなあ。お薦めです。
さて、時間になりました。
今回はノーザンファーム空港はスキップして、新しくできたノーザンファームYearlingの事務所へ向かいました。
この春に完成したばかりのブランニューで立派な事務所は、空港事務所から小川を越えた反対側の道からちょっと中へ入ったところにあります。
先日のセレクトセールに今年から1歳馬が上場されましたが、馬見に来られた方々の応接事務所として新設されたとのことでした。
また、その上場馬を繋養しておくための厩舎が併設されていました。
ご挨拶もそこそこに、Mマネジャーと車で1歳馬厩舎へ向かいました。
◆ジャッキースタイルの05
初対面でしたが、想像していたとおりの良い馬体をしていて安心しました。
この時期のインテレットに似たところを感じたことが出資の決め手でしたが、会ってみるとまあ似ていなくもないかな程度ですね。
インテレットよりも胴が短くゴロンとしています。
その点では父の特徴をより濃く受け継いでいるのかもしれません。
両前脚の白い斑点は、仔馬の時に巻いていたバンデージで擦れた跡です。
白い刺毛がチャームポイント?ですね。
先週、レオンご夫妻が来られたときはうるさかったそうですが、今回はとても大人しくしていました。
夜間放牧で眠いのかな?と聞きましたが、夜間放牧はしていないそうです。
あの日はレオンさんに会えて嬉しかったのでしょうとのことでした。
この仔は出資した会員さんの見学人気ナンバーワンだそうです。
『堀先生も期待してますよ』
堀師へのノーザンファームの評価は高そうです。
続いて、急いで遠浅へ向かいます。
◆ミッドナイトボイスの05
募集時の写真では幼い体型でしたが、実馬はとてもしっかりした良い馬でした。
他の馬にはキツイところを見せますが、人間にはとても従順ですよと言われました。
ところが放牧に出たくて元気が有り余っているのか、写真を撮ろうにも少しもじっとしてくれず、良い写真は撮れませんでした。
お姉さんのナイトランブラーには、いちど突進されて命からがら逃げたことがあるのですが、どうも私はこの姉妹には嫌われているようです。
『ワイルドラッシュで1800万円と少し割高な値段付けをさせて頂きましたが、走るのは間違いないでしょうから良い買い物をされたと思いますよ』だそうです。
まだ残口ありますよ~。←おだてりゃすぐ木に登る人
続いて、残口のある馬を2頭見せていただきました。
この2頭はいずれもDVDの歩様を見て気になった馬ですが、実馬はそのイメージどおりの良い動きをする馬でした。
◆タイトルドの05
この馬は今回見た中で馬っぷりなら1番でしょう。
カタログでもDVDでも目立っていましたが、実馬もそのとおりでした。
ただしデカイです。
早生まれを考慮しても楽に500㌔は超えるでしょう。
ダンス牝馬ということで敬遠されているようですが、ジリジリと売れてもう満口近しですね。
デビューの遅れた半兄が地方競馬で2連勝して、たぶんJRAに戻ってくると思いますが、この馬も早めにデビューして一つ勝てれば夢は膨らむと思います。
私は・・・いま一つ踏み込めませんでした。
牡馬だったら即決ですが。(アホ。牡ならとうに売り切れてるわな)
◆シャープキックの05
『こっちを先にお見せすべきでしたね』
確かにタイトルドを見た目には余計に小さく映り、どうしても見劣ります。
しかし小柄ながらも動きは柔らかそうに感じました。
大物感はありませんが、兄が評判になっているように、この仔も面白いかもしれません。
気性は母にも兄にも似ず、極めて大人しいそうです。
少し時間があったので、遠浅の事務所でキャロットの募集馬について雑談しました。
こちらも粒揃いだそうです。
なぜこの馬がキャロットに?についての理由は様々なようですが、セレクトセールに上場された1歳馬と共通するところがあるように感じました。
おっと、次の時間が迫ってます。
ということで、Mさんへのお礼もそこそこに、慌てて早来ファームへ向かいました。
早来ファームでは、Hさんから開口一番。
『2頭お買い上げ、ありがとうございました』
「い、いや~。 実はツアーに不参加だったので、以前こちらで見せて頂いた10頭から選んだ結果なんです。 選択肢が少なかったので選ぶのは楽でしたヨ」
『なんだ。そういうことなの』
◆トウカイステラの05
右前の繋ぎに注目しましたが心配なさそうです。
こうして写真に撮ると若干立ち気味ですが、前脚を揃えると左右同じ角度ですし、歩かせると全く気になりませんでした。
『蹄と繋ぎが同じ角度でしょ。心配要りませんよ』
「なるほど」
『3000万は安すぎましたねぇ』
「そう思われますか」
『セレクトに出せば相当高い値段が付いたと思います』
『じっくりと育てれば大きなところを狙えるでしょうなあ』
「ほう。デビューは遅めになるとお考えで?」
『後藤先生ですから(笑)』
「・・・(笑)」
一同笑いとなりましたが、この半姉トウカイファインは先週2歳戦にデビューしてましたね。
で、厩舎はというと・・・後藤厩舎なんですけど。
◆ワーキングガールの05
『この兄弟の中では大人しいですね』
(曳き手の方に向かって) 『喧嘩とかするかい?』
『いや~。全然。 我、関せずのマイペースです』
『頭が良いんだな、この仔は。 無駄なことはしないよってか』
は、はあ。
しかし、それって活発でないってことでは?・・・。
「他の馬が嫌いなのかな?」
『いや、社交性が高いってことです。 我が儘で馬鹿な馬ほど、この時期に暴れ回るってもんです』
「はあ・・・」(ものは言いようですね)
『もっと人気になるかと思っていましたが、新種牡馬ってことで見送られた方もいらしたようですね』
ここで、Sクリスエスの特徴である直飛について聞いてみました。
『この仔はちょうど良い飛節に出たと思いますよ』
とのお答えでした。
(見れば直飛と曲飛の違いは分かりますが、それがどう競走成績に反映するのか、私にはいま一つよく分かりません。ネオユニヴァースはすごい曲飛だったと言われてますけど)
さて、最後はノーザンファーム早来です。
(to be continued. stay tuned.)
早起きして飛んできて、1日中馬を見てとんぼ返りするのですから体力勝負です。
特に午後は分刻みで走り回りますので、ランチはしっかり食べないとね。(でも食べすぎると・・・)
で、このステーキですが、年々、お肉が小ぶりになってきたぞと感じていたら、今回からメニューが「早来ビーフ(150g)と、たっぷり焼き野菜」にマイナーチェンジしていました。(お値段もそれなりにアップしちゃいましたが・・・)
しかし、この早来ビーフがジューシーで旨いこと。
焼き野菜は、白アスパラ、ズッキーニ、エリンギ、マッシュルーム、しいたけ、パプリカ、ブロコリ、カリフラワー、万願寺唐辛子、小茄子などの新鮮な野菜をグリルしたものですが、これを和風のあっさりしたタレでビーフと一緒に食べると、う~ん、また食べに行きたいなあ。お薦めです。
さて、時間になりました。
今回はノーザンファーム空港はスキップして、新しくできたノーザンファームYearlingの事務所へ向かいました。
この春に完成したばかりのブランニューで立派な事務所は、空港事務所から小川を越えた反対側の道からちょっと中へ入ったところにあります。
先日のセレクトセールに今年から1歳馬が上場されましたが、馬見に来られた方々の応接事務所として新設されたとのことでした。
また、その上場馬を繋養しておくための厩舎が併設されていました。
ご挨拶もそこそこに、Mマネジャーと車で1歳馬厩舎へ向かいました。
◆ジャッキースタイルの05
初対面でしたが、想像していたとおりの良い馬体をしていて安心しました。
この時期のインテレットに似たところを感じたことが出資の決め手でしたが、会ってみるとまあ似ていなくもないかな程度ですね。
インテレットよりも胴が短くゴロンとしています。
その点では父の特徴をより濃く受け継いでいるのかもしれません。
両前脚の白い斑点は、仔馬の時に巻いていたバンデージで擦れた跡です。
白い刺毛がチャームポイント?ですね。
先週、レオンご夫妻が来られたときはうるさかったそうですが、今回はとても大人しくしていました。
夜間放牧で眠いのかな?と聞きましたが、夜間放牧はしていないそうです。
あの日はレオンさんに会えて嬉しかったのでしょうとのことでした。
この仔は出資した会員さんの見学人気ナンバーワンだそうです。
『堀先生も期待してますよ』
堀師へのノーザンファームの評価は高そうです。
続いて、急いで遠浅へ向かいます。
◆ミッドナイトボイスの05
募集時の写真では幼い体型でしたが、実馬はとてもしっかりした良い馬でした。
他の馬にはキツイところを見せますが、人間にはとても従順ですよと言われました。
ところが放牧に出たくて元気が有り余っているのか、写真を撮ろうにも少しもじっとしてくれず、良い写真は撮れませんでした。
お姉さんのナイトランブラーには、いちど突進されて命からがら逃げたことがあるのですが、どうも私はこの姉妹には嫌われているようです。
『ワイルドラッシュで1800万円と少し割高な値段付けをさせて頂きましたが、走るのは間違いないでしょうから良い買い物をされたと思いますよ』だそうです。
まだ残口ありますよ~。←おだてりゃすぐ木に登る人
続いて、残口のある馬を2頭見せていただきました。
この2頭はいずれもDVDの歩様を見て気になった馬ですが、実馬はそのイメージどおりの良い動きをする馬でした。
◆タイトルドの05
この馬は今回見た中で馬っぷりなら1番でしょう。
カタログでもDVDでも目立っていましたが、実馬もそのとおりでした。
ただしデカイです。
早生まれを考慮しても楽に500㌔は超えるでしょう。
ダンス牝馬ということで敬遠されているようですが、ジリジリと売れてもう満口近しですね。
デビューの遅れた半兄が地方競馬で2連勝して、たぶんJRAに戻ってくると思いますが、この馬も早めにデビューして一つ勝てれば夢は膨らむと思います。
私は・・・いま一つ踏み込めませんでした。
牡馬だったら即決ですが。(アホ。牡ならとうに売り切れてるわな)
◆シャープキックの05
『こっちを先にお見せすべきでしたね』
確かにタイトルドを見た目には余計に小さく映り、どうしても見劣ります。
しかし小柄ながらも動きは柔らかそうに感じました。
大物感はありませんが、兄が評判になっているように、この仔も面白いかもしれません。
気性は母にも兄にも似ず、極めて大人しいそうです。
少し時間があったので、遠浅の事務所でキャロットの募集馬について雑談しました。
こちらも粒揃いだそうです。
なぜこの馬がキャロットに?についての理由は様々なようですが、セレクトセールに上場された1歳馬と共通するところがあるように感じました。
おっと、次の時間が迫ってます。
ということで、Mさんへのお礼もそこそこに、慌てて早来ファームへ向かいました。
早来ファームでは、Hさんから開口一番。
『2頭お買い上げ、ありがとうございました』
「い、いや~。 実はツアーに不参加だったので、以前こちらで見せて頂いた10頭から選んだ結果なんです。 選択肢が少なかったので選ぶのは楽でしたヨ」
『なんだ。そういうことなの』
◆トウカイステラの05
右前の繋ぎに注目しましたが心配なさそうです。
こうして写真に撮ると若干立ち気味ですが、前脚を揃えると左右同じ角度ですし、歩かせると全く気になりませんでした。
『蹄と繋ぎが同じ角度でしょ。心配要りませんよ』
「なるほど」
『3000万は安すぎましたねぇ』
「そう思われますか」
『セレクトに出せば相当高い値段が付いたと思います』
『じっくりと育てれば大きなところを狙えるでしょうなあ』
「ほう。デビューは遅めになるとお考えで?」
『後藤先生ですから(笑)』
「・・・(笑)」
一同笑いとなりましたが、この半姉トウカイファインは先週2歳戦にデビューしてましたね。
で、厩舎はというと・・・後藤厩舎なんですけど。
◆ワーキングガールの05
『この兄弟の中では大人しいですね』
(曳き手の方に向かって) 『喧嘩とかするかい?』
『いや~。全然。 我、関せずのマイペースです』
『頭が良いんだな、この仔は。 無駄なことはしないよってか』
は、はあ。
しかし、それって活発でないってことでは?・・・。
「他の馬が嫌いなのかな?」
『いや、社交性が高いってことです。 我が儘で馬鹿な馬ほど、この時期に暴れ回るってもんです』
「はあ・・・」(ものは言いようですね)
『もっと人気になるかと思っていましたが、新種牡馬ってことで見送られた方もいらしたようですね』
ここで、Sクリスエスの特徴である直飛について聞いてみました。
『この仔はちょうど良い飛節に出たと思いますよ』
とのお答えでした。
(見れば直飛と曲飛の違いは分かりますが、それがどう競走成績に反映するのか、私にはいま一つよく分かりません。ネオユニヴァースはすごい曲飛だったと言われてますけど)
さて、最後はノーザンファーム早来です。
(to be continued. stay tuned.)
ご一緒のジャッキーとワーキングですが、どちらもバランスが良くてバネがありそうで芝向きの雰囲気が漂っていますね。ジャッキーはレオンさんのいらしたときは嬉しかった反面、ペピートさんのときは大人しかったのですか
ツアーに行った時は意識していなかったのですが、自分が行ったときはどんな反応するんだろう、楽しみにしたいと思います。
ワーキングのほうは無駄なことをしない利口な仔ですね、自分がツアーで見たときも煩いというよりは人間に懐いていて可愛い雰囲気でした。
どちらもとっても楽しみですね。期待しましょう!
今日、決断しました。
ペピートさんには、メールでいろいろ相談に乗っていただきまして、
ありがとうございました。
2夜に渡る懸命の熟考の上、本日クラブに、
「○○○の05、くださいな」と言ってしまいました。
その仔は、「ミッドナイトボイスの05」です。
一口界が税金問題で揺れる中、無謀にも今年3頭目となりました。(大丈夫か)
ピクシーに続き2頭目をご一緒させていただきますので、
今後ともよろしくお願い致します。
今日からはよく寝れそうです。
ジャッキーくん、大人しかったですか
変ですねぇ~、まず私達の時は落ち着きが無く、イライラしてましたが…
妻はジャッキーくんのフォロー有難うございますと言っております←(よくわかりませんが…)
ミッドナイトボイス05は、美人さんでしたでしょ…
可愛い顔をしています!
妻が、ミッドナイトボイス05のマル秘写真を送るのを忘れていたそうです!
後程送りますと言う事です(私は伝言板…)
ところで、NF空港でQさまにはご対面はなかってのでしょうか?
白老Fでは、仔馬が生まれた時に『人間が信頼できる存在なんだよ』と認識させるための刷り込み(インプリンティング)をしていると、どこかで読みました。
それで早来Fの馬は皆、大人しく人間に慣れていて暴れる馬が少ないのかなと思います。
ワーキングはホント無駄なことをしない馬ですね。
ジャッキーとこうさんのご対面。どんな塩梅になるのか楽しみです。
まさかミッドナイトに行くとは!
予想外のご連絡にびっくりしましたあ!
でも、これで2頭目のご一緒ですね。
大歓迎です。
ミッドナイト05の成長を一緒に楽しく応援していきましょう。
>税金問題で揺れる中、無謀にも
あは。それを言われたら、私は穴にもぐります。
あれでフォローになっておりますでしょうか?と奥様にお伝えください。
秘蔵写真、確かに受け取りました。感謝感激ですともお伝えくださいませ。
今回は駆け足だったので、空港はスキップしました。
Qちゃんはこの日に帰ってきたはずですが、そういうことで会いませんでした。(まあ、レース直後ですから、会っても怖くて・・・)
サニーサイドアップ05にも後ろ髪を引かれる思いですが、
堅実な母系と父ワイルドラッシュに惹かれてこちらにしました。
一緒に成長を見守りましょう
その前に北海道へ行って、ミッドナイト05によろしくね!と言ってこなければ
私はまだサニーサイドに後ろ髪を引っ張られています。(何本か抜けそう)
ミッドナイトに会いに行かれたら、私の分もナデナデしてきてくださいね。
牧場見学レポート楽しく拝見させていただきました。
現在、私は秋に向けて愛馬選定中ですが、
実はその筆頭候補がシャープキック05です。
カタログで見た馬体はイマイチだったのですが、
DVDの歩様は目を見張るものがあります。
秋まで残るようなことがあれば、検討してみたい
と思います。
その他にも、サニーサイドアップ、マクリスも
候補ですので、場合によってはお仲間になる
可能性がありそうですね。
ちなみに、ミッドナイトボイスもバリバリ候補
なのですが、売り切れ必至と見ております。
おっしゃるとおり、シャープキックの歩様は実馬も見ましたが、ケチのつけようのないものでした。
シャープキックもミッドナイトボイスも、満口近しマークが点灯したように、秋のツアーまでは残らない可能性が高そうですね。
私のお薦めはミッドナイトです。(愛馬につき贔屓目)
サニーサイドは残りそうですね。
上(姉)と従兄弟が全く走っていませんが、大穴一発ならこれだと思っています。(ふにゃふにゃのままってこともありますが)