教訓
2009-04-29 | 競馬
キャロットの3歳馬、ムーンストラックが未出走のまま引退しました。
父スペシャルウィーク。母オリンピアデュカキス。
半兄にサンデーTCで募集され、ダートOPまで出世したオリンピアンナイト。
ほかにも半姉ハリウッドドリーム、そして半妹も昨年サンデーTCで募集されました。
なぜ、この馬だけがキャロットで募集されたのか、私には分かりません・・・。
しかし、この馬は募集時から疵ものでした。
カタログには、はっきりと『右後肢にはまだ出生時の湾曲が残り・・・』と記載されています。
この湾曲が、いったいどの程度のもので、競走能力に影響があるものなのか?
今となれば結論が出ていますが、当時は判断がつかず、何度もDVDを見直したり、ツアーに行って実馬を見たお仲間さんに尋ねたりしたものでした。
お値段は2800万円。
この年、社台・サンデーで募集されたSW産駒が4000万円ほどでしたから、ほぼ同じレベルの母から産まれた牡馬としてはお安い値付けです。
訳あり価格ですね。
でも、馬体は一級品。
しかも厩舎は石坂さん。
端から競走馬になれないような馬を、よもや天下のノーザンが、キャロットが、募集するはずはないよなあ。 ←甘かったネ
Lesson one: 疵ものは買ってはいけない
『馬体派』を自任しているワタクシですが、所詮は素人。
プロがわざわざ「欠陥品」と書いているものに手を出しては焼けどします。
因みに、カタログのお隣りのページは、同じ父のキョウエイマーチの牡で6000万円。
これも凄く良い馬だけど、高えよ。
脚もとさえ問題なければ、絶対こっちがお買い得でしょ。
ってえんで、こっちにしましたが、あっちはその後、皐月賞2着馬にご出世なさいますた。
Lesson two: 名は体を表し、値は実を表す
安いものには訳がある。
また、栴檀は双葉より芳しとも言いますね。
サンデーTCで募集された同じ父の牝馬は4000万円もしましたが、その後桜花賞馬となりました。
話を戻します。
1次募集で5口出資し、2次でも余っていたので追加しました。
牧場には都合3回見に行きました。
右後肢は、言われて注意して見れば・・・なるほど飛節の下がちょっと曲がってるネってところでしょうか。
トップ画像は2歳の春。
疲れが出ていたころですが、歩かせると右後肢の送りが他馬と違うように見えましたが、素人目にはよく分かりませんでした。
こちらは2歳の秋。
15-15を乗り込んでいたころで、素晴らしい馬体です。
その後、山元トレセンへ移動して、デビューに向けて本格的な乗り込みを開始したのですが・・・
結局、飛節が負荷に耐えられず、これ以上の調教を課すことが困難と判断され、競走馬になることはできませんでした。
まあ、薄々、というよりも、先月に歩様が乱れたと聞いたときに諦めていました。
しかし、高い素質を感じさせる馬でしたので残念です。
Lesson three: 後肢は大事
通常、飛節がぐらつく馬はオミットしますが、この馬の飛節自体は問題なく見えました。
事実、湾曲していたのはその下の管骨。第3中足骨の部分でしょう。
ですから、踏み込む脚が少し内側に着地する程度で、飛節がぐらついては見えませんでした。
でも、土を蹴る後肢の骨が曲がっているのなら、いずれ飛節に負担が掛かるはず。
そこに気が行かず、上ものの良さに目を奪われていたために、ついつい大丈夫だろうと・・・ ←まだまだじゃのぅ
ま、こうした失敗を乗り越えた先に、栄冠が待っている・・・はずだよね?
父スペシャルウィーク。母オリンピアデュカキス。
半兄にサンデーTCで募集され、ダートOPまで出世したオリンピアンナイト。
ほかにも半姉ハリウッドドリーム、そして半妹も昨年サンデーTCで募集されました。
なぜ、この馬だけがキャロットで募集されたのか、私には分かりません・・・。
しかし、この馬は募集時から疵ものでした。
カタログには、はっきりと『右後肢にはまだ出生時の湾曲が残り・・・』と記載されています。
この湾曲が、いったいどの程度のもので、競走能力に影響があるものなのか?
今となれば結論が出ていますが、当時は判断がつかず、何度もDVDを見直したり、ツアーに行って実馬を見たお仲間さんに尋ねたりしたものでした。
お値段は2800万円。
この年、社台・サンデーで募集されたSW産駒が4000万円ほどでしたから、ほぼ同じレベルの母から産まれた牡馬としてはお安い値付けです。
訳あり価格ですね。
でも、馬体は一級品。
しかも厩舎は石坂さん。
端から競走馬になれないような馬を、よもや天下のノーザンが、キャロットが、募集するはずはないよなあ。 ←甘かったネ
Lesson one: 疵ものは買ってはいけない
『馬体派』を自任しているワタクシですが、所詮は素人。
プロがわざわざ「欠陥品」と書いているものに手を出しては焼けどします。
因みに、カタログのお隣りのページは、同じ父のキョウエイマーチの牡で6000万円。
これも凄く良い馬だけど、高えよ。
脚もとさえ問題なければ、絶対こっちがお買い得でしょ。
ってえんで、こっちにしましたが、あっちはその後、皐月賞2着馬にご出世なさいますた。
Lesson two: 名は体を表し、値は実を表す
安いものには訳がある。
また、栴檀は双葉より芳しとも言いますね。
サンデーTCで募集された同じ父の牝馬は4000万円もしましたが、その後桜花賞馬となりました。
話を戻します。
1次募集で5口出資し、2次でも余っていたので追加しました。
牧場には都合3回見に行きました。
右後肢は、言われて注意して見れば・・・なるほど飛節の下がちょっと曲がってるネってところでしょうか。
トップ画像は2歳の春。
疲れが出ていたころですが、歩かせると右後肢の送りが他馬と違うように見えましたが、素人目にはよく分かりませんでした。
こちらは2歳の秋。
15-15を乗り込んでいたころで、素晴らしい馬体です。
その後、山元トレセンへ移動して、デビューに向けて本格的な乗り込みを開始したのですが・・・
結局、飛節が負荷に耐えられず、これ以上の調教を課すことが困難と判断され、競走馬になることはできませんでした。
まあ、薄々、というよりも、先月に歩様が乱れたと聞いたときに諦めていました。
しかし、高い素質を感じさせる馬でしたので残念です。
Lesson three: 後肢は大事
通常、飛節がぐらつく馬はオミットしますが、この馬の飛節自体は問題なく見えました。
事実、湾曲していたのはその下の管骨。第3中足骨の部分でしょう。
ですから、踏み込む脚が少し内側に着地する程度で、飛節がぐらついては見えませんでした。
でも、土を蹴る後肢の骨が曲がっているのなら、いずれ飛節に負担が掛かるはず。
そこに気が行かず、上ものの良さに目を奪われていたために、ついつい大丈夫だろうと・・・ ←まだまだじゃのぅ
ま、こうした失敗を乗り越えた先に、栄冠が待っている・・・はずだよね?
何しろこの世界は、伯楽・博労・馬喰なんでもありですからねえ。
社台グループと言えども、毎年産まれてくる馬を売らなきゃならないのですから、カタログに載ってる馬の半分は?マークなわけですよね。
玉石混交と言えば、少しは聞こえが良いですけど、ちょっと調べりゃ石ころのほうが多いに決まってますわな。
でも、一口馬主をやろうってヒトは、もともと馬券から流れてくるのが大半でしょうから、当たりの確率が低いことには慣れてるわけで(笑)、でも当たればデカイって信じてる鴨ネギさんたちばかり・・・。
それぞれが独自の理論や相馬眼?を磨いて夢を追う。
必勝法がないからこそ、面白く深いので嵌っちゃいますけど、なまじ愛馬が活躍すると、待っているのは蟻地獄デスゾ。
お気をつけて~。
(自分の心配しろよ・笑)
出資馬の選馬ってホントに難しいですね。
始めての出資馬で06産唯一の出資馬は未だ未出走で、
今回の更新でまた一頓挫有ったようです(涙
いよいよ、デビューが怪しくなってきました。
重賞だのG1だのと分不相応な注文はいたしませんが、
レースに出走している愛馬を応援させてもらいたいです(汗
できるだけ多くの馬に勝ち上がってもらい、結果、重賞や強敵相手にいいレースを見せてくれればもちろん嬉しいですが♪
この趣味を長く、できるだけ多くの馬に出資して行くためにも、自分自身の相馬眼も日々鍛えねばと痛感しています(笑
成長しているのでしょうか?
ノ~天気のまま、殆ど進歩していない気がしますけど。
「ベガは脚が曲がっていた」
どこかに不安のある馬を語るとき、必ず出てくるセリフです。
また、「安馬が高馬を負かして重賞制覇!」」なんて話も、ホントは一握りなんだけど、さも日常茶飯事の如く囁かれるのが競馬の世界。
だから、つい勘違いしちゃうのが、私のようなお人好しの一口馬主さんなのです。
はい。今年からは高い順に買いますよ~。
やっぱり、最初っから無理だったんでしょうね~
走る前にあんまり言うと天の邪鬼のペピートさんは…
ま、そうやって人間は成長していくものです(笑)
結論的には、ペピートさんは今後高い順に買っていく
ということでよろしいでしょうか?
ただ、二度あることは三度あるとも言いますしね~♪
逆に脚だけ見て上を見ないということもありますし…。
脚だけ見て出資したら鹿だったということのないように。( ̄▽ ̄;)