当店創業時からの守り神は“ラッキーキャット”だ。
一般的には「招き猫」というが、ウチのはちょっと違うのだ。
事務所入り口を入ってすぐ左手のコーナーキャビネットに鎮座なさっているので、
ご来店の折にはぜひ“お賽銭”をあげていただきたい。
招き猫との違いは
1.目がブルー
2.左手が「おいでおいで」ではなく「カモン!」のため、手のひらが後ろ向き
3.よだれかけに“ラッキー”の文字
4.前に置いてある俵には「MIRRION $」
という具合だ。
H3年秋、開店を11月3日の文化の日に決めて準備を進めていた頃、さまざまな業種の
事務所に神棚があることに気付いていた私も、お客様をお迎えする事務所に棚を作り商売
繁盛の守り神を安置しようと考えていた。すぐに思い立ったのが「招き猫「と「福助」だ
った。
神棚とは言っても時代劇や仁侠映画に出てくる、建設会社の事務所によくある天井から吊
り下げられているタイプは趣味に合わない。
室内のテーブル、椅子(旧小学校用)、照明器具などはアーリーアメリカン風にまとめよ
うと決めていたし、市内の家具やで手配済みだった。
その中の一つのコーナーキャビネットは上段開き戸の部分を神棚にしようと選んだ物だ。
表面をわざと古めかしく加工してあり、価格は覚えていないが、かなり高額だったと記憶
している。
招き猫と言えば思い立つのは陶器屋さんだ。
料理などしたこともなく食器にもぜんぜん興味もないので、立ち寄ったのは新車の営業マ
ンだった時の顧客だったk食器店と、女房と行くデパートの食器売り場だけだった。
デパートの食器売り場で見かけたことはないが、K食器店にはウィンドに「飾り物」があ
ったようだが招き猫の記憶はなかった。
なんの拍子にこの“ラッキーキャット”を見つけたのか正直覚えていないが、善光寺にす
ぐ近い古めかしい陶器店店頭の小さなショーウィンドウに、ほこりをかぶって飾られてい
たのを見つけた時のうれしさははっきり覚えている。
何年も売れないで飾られているんだろうな、と思いながら「これください!」と店員のお
ばちゃんに差し出したら「新しいのが倉庫にあるからそっちを出してくるよ」ときたもん
だ。
なんだ売れないで残っていたんじゃないのか…。
「なにこれ?」と聞いた時に「ラッキーキャットって言うんだよ」と教えてくれたの
もこのおばちゃんだった。
時にご利益をもたらし、時には何のご利益もないが、17年間という長い年月、当店を見
守ってくれている“ラッキーキャット”サマだ。
一般的には「招き猫」というが、ウチのはちょっと違うのだ。
事務所入り口を入ってすぐ左手のコーナーキャビネットに鎮座なさっているので、
ご来店の折にはぜひ“お賽銭”をあげていただきたい。
招き猫との違いは
1.目がブルー
2.左手が「おいでおいで」ではなく「カモン!」のため、手のひらが後ろ向き
3.よだれかけに“ラッキー”の文字
4.前に置いてある俵には「MIRRION $」
という具合だ。
H3年秋、開店を11月3日の文化の日に決めて準備を進めていた頃、さまざまな業種の
事務所に神棚があることに気付いていた私も、お客様をお迎えする事務所に棚を作り商売
繁盛の守り神を安置しようと考えていた。すぐに思い立ったのが「招き猫「と「福助」だ
った。
神棚とは言っても時代劇や仁侠映画に出てくる、建設会社の事務所によくある天井から吊
り下げられているタイプは趣味に合わない。
室内のテーブル、椅子(旧小学校用)、照明器具などはアーリーアメリカン風にまとめよ
うと決めていたし、市内の家具やで手配済みだった。
その中の一つのコーナーキャビネットは上段開き戸の部分を神棚にしようと選んだ物だ。
表面をわざと古めかしく加工してあり、価格は覚えていないが、かなり高額だったと記憶
している。
招き猫と言えば思い立つのは陶器屋さんだ。
料理などしたこともなく食器にもぜんぜん興味もないので、立ち寄ったのは新車の営業マ
ンだった時の顧客だったk食器店と、女房と行くデパートの食器売り場だけだった。
デパートの食器売り場で見かけたことはないが、K食器店にはウィンドに「飾り物」があ
ったようだが招き猫の記憶はなかった。
なんの拍子にこの“ラッキーキャット”を見つけたのか正直覚えていないが、善光寺にす
ぐ近い古めかしい陶器店店頭の小さなショーウィンドウに、ほこりをかぶって飾られてい
たのを見つけた時のうれしさははっきり覚えている。
何年も売れないで飾られているんだろうな、と思いながら「これください!」と店員のお
ばちゃんに差し出したら「新しいのが倉庫にあるからそっちを出してくるよ」ときたもん
だ。
なんだ売れないで残っていたんじゃないのか…。
「なにこれ?」と聞いた時に「ラッキーキャットって言うんだよ」と教えてくれたの
もこのおばちゃんだった。
時にご利益をもたらし、時には何のご利益もないが、17年間という長い年月、当店を見
守ってくれている“ラッキーキャット”サマだ。