保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

守り神は「招き猫」ならぬ“ラッキーキャット”

2008年05月24日 | クルマ販売と板金修理の実録
当店創業時からの守り神は“ラッキーキャット”だ。

一般的には「招き猫」というが、ウチのはちょっと違うのだ。

事務所入り口を入ってすぐ左手のコーナーキャビネットに鎮座なさっているので、

ご来店の折にはぜひ“お賽銭”をあげていただきたい。

招き猫との違いは

1.目がブルー

2.左手が「おいでおいで」ではなく「カモン!」のため、手のひらが後ろ向き

3.よだれかけに“ラッキー”の文字

4.前に置いてある俵には「MIRRION $」

という具合だ。



H3年秋、開店を11月3日の文化の日に決めて準備を進めていた頃、さまざまな業種の

事務所に神棚があることに気付いていた私も、お客様をお迎えする事務所に棚を作り商売

繁盛の守り神を安置しようと考えていた。すぐに思い立ったのが「招き猫「と「福助」だ

った。


神棚とは言っても時代劇や仁侠映画に出てくる、建設会社の事務所によくある天井から吊

り下げられているタイプは趣味に合わない。

室内のテーブル、椅子(旧小学校用)、照明器具などはアーリーアメリカン風にまとめよ

うと決めていたし、市内の家具やで手配済みだった。

その中の一つのコーナーキャビネットは上段開き戸の部分を神棚にしようと選んだ物だ。

表面をわざと古めかしく加工してあり、価格は覚えていないが、かなり高額だったと記憶

している。


招き猫と言えば思い立つのは陶器屋さんだ。

料理などしたこともなく食器にもぜんぜん興味もないので、立ち寄ったのは新車の営業マ

ンだった時の顧客だったk食器店と、女房と行くデパートの食器売り場だけだった。

デパートの食器売り場で見かけたことはないが、K食器店にはウィンドに「飾り物」があ

ったようだが招き猫の記憶はなかった。



なんの拍子にこの“ラッキーキャット”を見つけたのか正直覚えていないが、善光寺にす

ぐ近い古めかしい陶器店店頭の小さなショーウィンドウに、ほこりをかぶって飾られてい

たのを見つけた時のうれしさははっきり覚えている。


何年も売れないで飾られているんだろうな、と思いながら「これください!」と店員のお

ばちゃんに差し出したら「新しいのが倉庫にあるからそっちを出してくるよ」ときたもん

だ。


なんだ売れないで残っていたんじゃないのか…。


「なにこれ?」と聞いた時に「ラッキーキャットって言うんだよ」と教えてくれたの

もこのおばちゃんだった。



時にご利益をもたらし、時には何のご利益もないが、17年間という長い年月、当店を見

守ってくれている“ラッキーキャット”サマだ。











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 室内は「イザる」で分かる?

2008年05月24日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々
朝の散歩を終えると“ぺぺ”は1日、車椅子を外している。

後足は立たないのだから撃ち殺された鹿のようにダラッと後方に伸びたままだ。

だから立った姿勢も普通のワンコの「待て」の姿勢になってしまう。

この画像も「待て」をさせているわけではなく、水を飲もうと立ち上がったところ

だ。



普段はこのまま前足だけで後ろ足を引きずって移動する。

理工系出身で語彙が乏しい私は、この状態を表現する言葉を知らないので“イザ

る”と言っている。




かつて「イザリ」と言われていた人達がいた、

正直どんな人を指していたのかはっきりと記憶をしていないのだが、両手を使って

擦り歩く下肢部分の不自由な身体障害者をそう呼んでいたのだと思う。

今の時代この「イザリ」という単語を日常聞くことはなくなっているので、「お

し」とか「つんぼ」とか「めくら」と同じ禁止用語になっているのかもしれない。


「普段はどうやって移動するんですか」とよく尋ねられ「イザっています」と答え

るとみなさん解ってくれる。


「イザる」が正確な単語なのかどうかは知らないし禁止用語なのかもしれない。

しかし他の表現も知らないから使っている。



話は逸れるが日本語は表現が豊かだ、と言われるが決してそんなことはない。

だいたいからして“味”を表わす語彙の不足は目を覆いたくなるばかりだ。

料理番組のレポートなどは聞いていられない。

豊かだ、と言われているから逆にない場合は不満が大きい。



禁止用語の表現は英語的になった。

「びっこ」は足が不自由な人。

「つんぼ」は耳が聞こえない人。

「めくら」は目の見えない人などなど、いちいち説明する表現方法だ。



そうすると“ぺぺ”の場合は、「後ろ足を引きずって前足だけで移動してます」と

そのままの状態を答えればいいのだろう。


それは面倒なので「イザる」で行こうと思う。


一番可愛がっていて、間違っても「卑下」する気持ちなど微塵もない私がそう使っ

ても他人にとやかく言われることはなかろう。

ただ、他人が「この犬“いざり”ですね」と私に向かって言ったら、その時は烈火

の如く怒るかもしれない…。


























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