三浦 しをん著『まほろ駅前番外地』
以前読んだ『まほろ駅前 多田便利軒』の続編。
前作の依頼人がメインとなったお話を中心に。
前作必読ですね。
今後、この人達と接していくことで主人公の2人は過去の苦しみから癒されていく、というパターンになりそうな予感。
中山 七里著『さよならドビュッシー』
第8回このミス大賞受賞作。
読後、「満足じゃ!」となかなかの爽快感を味わったのですが、ここに感想を書こうとしたら。
冷静に考えれば、ミステリー部分は古典的な展開ばかりだったような?
後ろのページの選評の表現を借りる所の音楽スポ根部分が、ミステリー世界においては目新しいのかな?
主人公は火事によって祖父と従姉妹を失い、自分自身も全身大火傷を負ってしまったにもかかわらず、ピアニストになることをめざす。
が、祖父の遺産の多くを受け継ぐことになると身辺で不審なことが・・・。
というのが粗筋ですが、この設定のため本文は音楽、ピアノ演奏についての部分が多いです。
その部分が良いので、ミステリー部分のちょっとした不満(ピアノの先生の設定など。いくらなんでも、都合が良すぎ)もさほど気になりません。
今後の作品が楽しみな作家さんとなりました。
2月の某所のお祭りで琴を演奏したのですが、その日、そばの図書館で古い本を無料配布していました。
もうほとんど終わりの時間だったけど、2つほど興味がひかれる物が残っていました。
子供用に小野不由美さんの『屍鬼 上・下』、自分用にウンベルト・エーコの『薔薇の名前 上・下』を。
最近、少しずつ読み始めました。
やっと面白くなってきたところなんですが、なかなか1度に読む気になれない。
以前読んだ『まほろ駅前 多田便利軒』の続編。
前作の依頼人がメインとなったお話を中心に。
前作必読ですね。
今後、この人達と接していくことで主人公の2人は過去の苦しみから癒されていく、というパターンになりそうな予感。
中山 七里著『さよならドビュッシー』
第8回このミス大賞受賞作。
読後、「満足じゃ!」となかなかの爽快感を味わったのですが、ここに感想を書こうとしたら。
冷静に考えれば、ミステリー部分は古典的な展開ばかりだったような?
後ろのページの選評の表現を借りる所の音楽スポ根部分が、ミステリー世界においては目新しいのかな?
主人公は火事によって祖父と従姉妹を失い、自分自身も全身大火傷を負ってしまったにもかかわらず、ピアニストになることをめざす。
が、祖父の遺産の多くを受け継ぐことになると身辺で不審なことが・・・。
というのが粗筋ですが、この設定のため本文は音楽、ピアノ演奏についての部分が多いです。
その部分が良いので、ミステリー部分のちょっとした不満(ピアノの先生の設定など。いくらなんでも、都合が良すぎ)もさほど気になりません。
今後の作品が楽しみな作家さんとなりました。
2月の某所のお祭りで琴を演奏したのですが、その日、そばの図書館で古い本を無料配布していました。
もうほとんど終わりの時間だったけど、2つほど興味がひかれる物が残っていました。
子供用に小野不由美さんの『屍鬼 上・下』、自分用にウンベルト・エーコの『薔薇の名前 上・下』を。
最近、少しずつ読み始めました。
やっと面白くなってきたところなんですが、なかなか1度に読む気になれない。
初めまして、こんにちは。
お薦めの本のご紹介ありがとうございます。
明日、図書館に行くので、早速上の本を携帯メールに送りました。
これで、図書館でタイトルを忘れても大丈夫!
無かったら、本屋さんで探してみますね。
お疲れ様のところ、コメントありがとうございます。
>ラスト一行にはやっぱり唸らされました。
そうそう、だから「満足じゃ!」なんですよね。
「ミステリーに大事なのは目新しいトリックではない」を思い知らせてくれる作品でした。
今後、応援していきたい作家さんとなりました。
>ぜひ映画版をご覧になって頂きたいです。
原作を上回る映画。
なかなか無いですので、それは楽しみですね。
レンタル店で探してみますね。
でも、本を読んでからにします。
「屍鬼」漫画版は、先日レンタルコミックで借りようか悩んだのですが。
あ、私は、この本はだいぶ前に読了済みです。
子供もこういうのに興味があるようになってきたので、貰ってみました。
子供も読み終えているので、借りてみますね。
「さよならドビュッシー」は、ペンタさんの仰るとうり古典だと思います。でも、ラスト一行にはやっぱり唸らされました。
「薔薇の名前」は、ぜひ映画版をご覧になって頂きたいです。原作を上回るとは予想もしなかっただけに、見終わった後のガクブル感は、はんぱなかったです。「屍鬼」も、S.Q連載中の漫画版凄いですよ~。さすが「封神演戯」を漫画化しちゃった人だと、感動すること間違いなしです。もうすぐアニメ版が放映開始ですし、原作読破の後は、ぜひお手を伸ばしてみてください♪