恩田 陸著『蒲公英草紙 常野物語』
私が一番最初に読んだ恩田さんの作品は『光の帝国 常野物語』です。
この作品を読んで以来、ずっと続きは出ないのかなと思っていたのですが、とうとう出ました。
初出は「青春と読書」2000年1月号~2001年2月号なのですが、本になるのに4年もかかるとは。
前作は現代が舞台ですが、こちらは20世紀になったばかりの頃東北の農村が舞台と過去の話になっています。
勿論、前作を読んでいなくっても大丈夫です。
旧家のお嬢様・聡子の話し相手を務めていた峰子の少女時代の回想録です。
ある日、お嬢様の家に不思議な人たち・春田一家が訪ねてきます。
彼らは常野一族と呼ばれる人たちだったのです。
一族の人々は不思議な力(遠くの物・未来を見たり、早く移動できる、手を使わず物を動かせるなど)を持ちながら、権力を望まず静かに暮らしています。
春田一家の持つ力は、内緒です。
読んでからのお楽しみ。
暖かくって、しみじみとしていて、一気に読むには勿体ないです。
私の説明ではちっとも面白く無さそうですが、本当はとっても面白いです。
ぜひ、光の帝国と合わせて読んでみて下さい。
続き・・・読みたいです。とりあえず図書館で予約してみます♪
「殺人鬼の放課後」私も持ってますv・・・もしかしてヨハン狙いですか!?と思ったり。
加納朋子さんも大好きで、こちらは『ガラスの麒麟』から入りました。
同じ趣味の方とお話できるの、嬉しいです。
「光の帝国」良いですよね!
「殺人鬼の放課後」は「麦の海に沈む果実」の続編が掲載されていると知り、本屋で注文して買いました。
ヨハンの話とは知らなかったです。
「黄昏の百合の骨」を読んで理瀬の従兄(兄の方)が気に入ってしまいました。
ヨハンもあと数年したら、好みかも~。
あ、もしかして水瀬さんはヨハン萌えかしら?
ヨハン怖すぎて萌えられません~(>_<)
乙一さんとかも掲載されていたのでどちらかな?と思いまして・・・。
「黄昏の百合の骨」も良かったですね~!!
私は隣の家の男の子の成長に期待してます(笑)
こちらも続きが気になりますねv
この作品も好きです。
理瀬&ヨハンの先行きも気になります。
この作品の続き早く出て欲しいです。
「黄昏の百合の骨」は隣の男の子の成長に期待してます♪とか続いてたんですが。
「三月・・・」も読んでますよー!
文庫になっているのは(←貧乏性)だいたい読んでますv
シリーズものは続き気になりますね~
ハードカバーの分は図書館でお世話になってます。
ハードカバーは値段と場所を取りますから。