清水 義範著『ザ・勝負』
題名通り「始皇帝 VS. アレキサンダー大王」「ソース VS. 醤油」など色々な物・人を対決させて楽しむ小説です。
なぜそのような対決に至ったかという小説部分も充分可笑しいです。
日本でゾロアスター教徒とジャイナ教徒が出会うなんて、一体どの程度の確率なんだろう??
「シンデレラ VS. 白雪姫」の週刊誌っぽさに笑いました。
池上 永一著『レキオス』
『シャングリ・ラ』が面白かったので、他の作品もと思い借りてみました。
読み進めているうちに気付きました。
『シャングリ・ラ』より前にこの人の作品、読んだことありました。
一時期「日本ファンタジーノベル大賞」の大賞作、入賞作など読み漁った時、読んでました。
『バガージマヌパナス』の人でした。借りる時は気付かなかった
西暦2000年の沖縄。
天久開放地の大地より逆さ女の怨霊が現れた。
それを見て驚いた軍のタンクローリーは運転を誤りが爆発。
偵察ヘリがやって来た。ヘリのパイロットはその女に向かってミサイルを発射する。
その騒ぎを近くの団地から見ていたアメレジアンの女子高生デニスの目には、闇の中の5つの炎で描かれる五芒星が映った。
伝説の「レキオス」を呼び出そうとする米軍将校、それを阻止しようとするCIA、レキオスを生涯の研究とする学者、レキオスを呼び出すのに必要な「種」となる少女デニスがとりまく物語です。
ファンタジーですが、舞台が沖縄だけに基地問題について考えさせられる所も多々あります。
また、この本にも非常に個性的な人物が出ています。
知性と美貌に溢れる変態人類学者サマンサ=オルレンショー。
彼女の言動があまりにも強烈でメインストーリーを忘れてしまいそうです。
良かったら読んで下さい
後クイズもやってます!
お待ちしております
初めまして、こんにちは。
小説を書いていらっしゃるのですか。
私は専ら読むだけです。
小説を書き続けるのは、大変と思いますが頑張って長く続けて下さい。
では、読みに行ってみますね。