主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2011-09-03 13:17:02 | 読書
西崎 憲著『世界の果ての庭』『蕃東国年代記』
『世界の果ての庭』はだいぶ前に読んだことは覚えていたけど、中身が思い出せなかったのでついでに。
(このブログを始める前の「ファンタジーノベル大賞の入賞・受賞作を読む」ブーム中に読みました)
読み始めたら、思い出しました。でも、ついでだから最後まで。
大きな3つの物語と小さな物語が織り交ぜられて1つの作品となっています。
列車の話が一番好きです。
これ一本でSFを書いて欲しいくらい。
全体的に雰囲気が良いのですが、盛り上がりに少々欠ける。
第十四回日本ファンタジーノベル大賞を受賞なんですけどね。

『蕃東国年代記』
日本と中国の間の海にあるという架空の「蕃東(ばんどん)国」の物語。
年代記ということですが、1人の帝の時代の間の不思議なお話が中心です。
5つの短篇の間に挿入される蕃東に関する本の引用で年代記風になっているのかな?
雰囲気のあるお話ですが、上の作品と同じく淡々と語られてしまいます。
いや、この淡々としたところが魅力なのか??
物足りないけれど、何か心惹かれる、そんな作品でした。

他にも借りたのだけど、どうも読む気がしなくてこれだけ。

買った本は数冊。
幾つか積まれていますが、読んだ分だけ紹介。

五代ゆう著「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーIV」
I、IIはゲームの1の部分。IIIはゲーム中ではあまり語られなかった、ジャンクヤードが出来るまでの経緯。
で、このIVはゲームの2の前半になりますね。
「原案だからゲームとは別物と思って」と作者さんは後書きで言われていますが、全然問題なく楽しく読めています。
ゲームをされていない人でもSFとして充分面白いと思います。
ゲームをしている人は脳内ボイス再生で。

で、この本を買いに行った時に目に入ったので。
菊地秀行著「Dー冬の虎王」
もう物語が終わる事なんて期待していない。
でも、例え数年に1冊でも出して、続けようという意志が素晴らしいので、買います。
最近、中のイラストが寂しい気がする・・・。
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