社会不安障害と向き合え!

精神疾患のある大学生の日記です。気ままに更新します。※ブログタイトル変更(6/6)

SADの女は恋愛対象になり得るか

2007-05-22 | 思考
恋人に求める要素。顔、体格、性格、経済力などなど、人によって見る部分は多種多様だ。よく「顔と性格どっちを取る?」なんて質問があるけど、愚問だと思う。(真面目に反論するような質問じゃないのは分かってる。)顔と性格がその人を決定する全てではない。様々な要素が複雑に絡み合って一人の人間となっている。

そこで敢えて顔か性格か考えてみる。
私の場合、いくら優しくて頼りがいがあって自分を愛してくれる人でも、どうしても受け付けない顔というものがある。また、顔がまあまあで気もそこそこ合うと思う人でも、遊びに行った時にマナーがあまりになっていないと冷めてしまう、と言うか、自分との育ちの違いを感じてしまい、付き合ってもうまくいかないだろうと感じてしまう。
結局どっちなのか。やはり私はどちらともいえない。惹かれる顔の範囲はそんなに限定されているものではない。ジャニーズ系じゃなきゃ嫌だとか、年上の貫禄がある人じゃないとダメだとか、そういった限定はない。ただどうしても、どうしても無理な人がいるのは確か。本当に悪いなあと思うのだけれど。こんなこと書くと自分性格悪いって思われそうだけれど。
将来の私の恋人は、遊ぶなどするうちにいいな、と思えてかつ顔も愛しく思える人かな。

恋愛観を語るのはいいが、問題は当の本人である私だ。

私の容姿は普通だと思う。背は中くらいで、色白で、少しふっくらしている。美人だといわれることもあるけれど、美人って言葉は並の容姿であれば誰でも言われるものだから真には受けない。一目惚れをされたことがあるので、はまる人ははまる顔なのかもしれない。
筋肉が付きにくい体質で、二の腕や背中周りの脂肪が気にはなる。同年代の子たちと比べると、少し脂肪が多いほうだと思う。でも、自分の容姿に関してはコンプレックスはない。痩せられればベストだけれど、無理にダイエットをしようとすると鬱状態がひどくなるってわかってるから、とりあえず外見は今の自分で満足している。

でも、見た目はそこそこでも、私の場合中身がない。性格は優しいを通り越して気が弱い。すぐにおろおろしてしまう。一番の問題は、話すことが苦手なこと。社会不安障害の特徴の一つだ。
私が話す場といえば、サークルくらいしかない。(家では話さないも同然だし。)誰かに話しかけに行っても、ちょっと話すと会話が途切れてしまう。相手がお喋りだと結構会話が続くこともある。そんな時、私は基本的に相槌を打っている。だけど、いつもいつもそれでうまくいくとは限らない。というか、ほとんどの人とうまく会話が成立しない。入部してから分かったことだけれど、サークルの性質上、コミュニケーション能力が低いと活動していく上でかなりきつい。それでもなんとか居続けるのは、喋る場が完全になくなってしまったら自分が壊れてしまいそうだから。
五月は新入生がサークルに定着してくる時期だ。一年生に対し、今までは学部やら住まいやら趣味やらを聞くお決まりの話題で何とかやっていっていたが、そろそろ、私の化けの皮が剥がれる頃。ほんのり恋心を抱いてくれてた子がいたとしても、私がダメな先輩だって分かってすっかり冷めてしまうだろう。

ごく普通に友達になろうと近づいてくれる人も、私が話せない女だと分かると距離を置く。話せないから、私から近づくことは滅多にない。私を恋愛対象として見てくれる男性は、相当の変わり者だし、今現在、近寄ってくる男の人はいない。