日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

一杯のコーヒーから:bodumで!

2014-12-07 13:30:47 | 日々・音楽・BOOK

一杯のコーヒーから・・・というフレーズでこの一文を書き出そうとしてふと気がついたら、頭の中でこの歌を口ずさんでいた。
ちょっと調べてみたら、霧島昇とミス・コロンビアのデユエットでこの歌が唄われたのは1939年、昭和14年で75年も前になる。コーヒを一緒に飲んだのが切っ掛けで恋がはじまるという素朴な設定、などというと実も蓋もないということになってしまうが、それでも我が若き日を想うと、どこかでちくりと胸が痛んだりする。
僕の書き出そうと思ったのは、「一杯のコーヒーから僕の一日が始まる」というものだ。

そういう朝を迎える人は沢山いると思うが、慌しい朝の時間のなかで僕が淹れるコーヒーグッズ、豆を挽く白い[CARIOCA-MILL](National)と、赤色の「THE original FRENCH PRESS bodum」、これは御殿場のプレミアムで手に入れた。
海老名丸井の一階の店「カルディ」で買った豆をMILLで粗挽にしてbodumに入れ、お湯を注いで4分経ってからブランジャーで圧縮する。車で出かけるときには、このコーヒーを小さいポットに入れて持って出る。

この一文を書きながら飲んでいるのは、この秋の小樽のプレスカフェでも味わった「マンデリン」、インドネシアの豆である。味わい深いのだ。そして明日の朝は「ケニア」、或いは深煎りの「グアテマラ フレンチ」、煎り方が違い、味が違うので朝の気分できまる。

コーヒーを飲むときは、音楽があったほうがいい。いま聴いているのは、エンヤの「And Winter Game:雪と氷の旋律」である。