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コンペ応募作品紹介「あきたこまち」キャラクター、、、

2007-11-16 | コンペ応募作品
こんにちわ。
最近、急に寒くなってきて、ちょっと風邪をひいたかもって感じのPeNです。。。

今回は、めずらしくカレンダー更新の話でないものです。(笑)
以前、予告したように、ぼくが出したコンペの紹介です。
キャラクターのコンペを中心に紹介しようと思います。。。
他のジャンル(イラスト、プロダクト、建築等)で上手くできたなとか、
入賞したとかいうときは紹介します。。。

入賞しなかったキャラクターは発表されないので、
このブログを持って発表をしようと思いました。
できるかぎりぼくの考えていた事を紹介したいので、
応募したときの内容説明も含め発表したいと思います。
また、できればコンペの募集要項や優勝作品も紹介したいと思います。
ちょっとそれらに対する否定的な意見も書くので、ご了承ください。

日本のコンペの多くは、入賞作品の著作権は主催者側に帰属します。
この方式は世界的にみると、とても遅れている状況にあります。
そもそも著作権に対する考え方が日本はだいぶ遅れています。
制作者の制作活動を支援するための権利のはずが
ただの商売のもめ事をなくすための権利になっており大変残念です。
まぁそんなこともあるので、上手く紹介できないものもあるかもしれませんが、
そのときはご了承ください。

まぁ、インターネット上にあったものをブログ上で紹介する際には、
著作権の侵害にはならないはずなので、特に問題はないと思います。
ぼくは著作権の専門家ではないので、このへんで終わらせようと思いますが、
情報化技術に進歩により複製技術が誰でもどこでもできる現代において
著作権はとても重要なものなので、うまくやっていってほしいものです。

さて紹介するコンペ応募作品ですが、
古いものを紹介してもいいのですが、いろいろ面倒なので、
今年応募したものから紹介して行こうと思います。。。
(今年からファイリングをしているので探しやすい。)

さきほど言いましたが、入賞すると著作権が主催者側に帰属される関係で、
入賞作品の発表前に応募作品を紹介することは難しいので、
入賞作品発表後のものから紹介していくことになります。
またそれにともない、紹介する順序は応募順ではありません。
まぁ、ただたんに気分で紹介したいものから紹介してたりするつもりですが。。。

ということで、よろしくお願いします。
いろいろ言ってますが、
時間に余裕にあるとき、
内容に興味をもったとき、
アイデアがでてきたとき、
しかコンペに応募していないので、そんなに応募作品はありません。(笑)
まぁよろしくです。。。


長々と話しましたが、
今回のコンペ応募作品についての話を始めます。

今回紹介するのは
JA全農あきた主催「『あきたこまち』イメージキャラクター募集」
というコンペの応募作品です。

応募要項としては以下のようでした。
(JA全農あきた『あきたこまり』イメージキャラクター募集要項より引用)

応募期間:2007年4月10日 必着
募集目的:『秋田県産あきたこまち』を、「ごはんのふるさと秋田」と共に消費者に再認識してもらうため
作品内容:市女笠の女性をイメージしたデザイン、または「美人を育てる秋田米」のキャッチフレーズと品種名「あきたこまち」のイメージにあった女性のデザイン
主催:JA全農あきた
ウェブサイト: http://www.akitamai.com/

でぼくが応募した作品はこれです!!

・作品



・作品説明
目を閉じてじっくり味わう
おいしさをふっくらと包み込む
おもわず笑顔になるおいしさ

顔、全体がお米のかたち、これから育つ実。
女性のやさしさ、あたたかさを淡い赤色で。
透き通るような白い肌、白い心。
小さな体でも大きな心。
母のように体一つでどんどいてくれる気持ちよさ。
はっきりと、でもやさしくいつもそこにいてくれる。



というものです。
なかなかかわいくできました。。。

帽子の部分が欠けていて、お米だってことをアピールしてたりしてます。(笑)

市女笠は帽子にカーテンみたいのがついているものなんですが、
そのカーテンっぽいものが、髪の毛っぽくなっているのが、
ちょっと残念ですかね。。。
そのカーテンっぽいものなのか、髪型なのかがわからなくなっていて、
市女笠だというちょっと判断しにくいですよね。。。
まぁそれが逆にいいようにも思いますが。。。

結構気に入ってます。。。


、、、ということで応募したのですが、、、結果は落選です。。。
まぁ残念です。まぁでも仕方ないですね。。。うん。。。
でも、入賞作品を見たら、まぁ無理だなって思いました。。。
だって、キャラクターじゃないですもん。(失笑)

ということで入賞作品の紹介。
画像はJA全農あきたウェブサイト(http://www.akitamai.com/)から引用しています。
画像のリンク切れは、JA全農あきたウェブサイトから画像がなくなったと
判断してください。よろしくお願いします。


最優秀作品(一点)

優秀作品(三点)

入賞作品(三点)


(C)JA全農あきた

まぁこんな感じのが入賞です。。。
どこがキャラクターなんですかね。。。ただのイラストですよ。
だったら最初から、お米のパッケージ袋のグラフィックデザイン募集をすればいいのに。。。
その募集要項に、市女笠の女性をいれてくれって書けばいいじゃないか。

まったくもってひどいコンペです。
キャラクター制作者に対する侮辱ですね。
キャラクターっぽいものは優秀作品、入賞作品に一つずつありますが、
他は完全にイラストです。

まぁコンペというもの全体に言える事ですが、
主催者側によって編成された審査会の多くは、みんなそこの団体の人で、
イラストレーターやキャラクターデザイナー等の専門家が組み込まれてないんですよね。。。
そんな団体に、まともな審査なんてできるわけない。
そんなまともにできない審査で出したものが、社会にでて上手くいくわけがない。

上手く売り上げ等が伸びないから、
キャラクター等という形で宣伝しようという策略のはずなのだから、
ちゃんとした専門家を加え、戦略を考えなければ意味がない。
みんな、キャラクターを出せば売り上げが上がると勘違いしているが、
そんな単純な話じゃないし、
キャラクターを出す事はそれほど売り上げが上がる物ではない。
逆に大損をする可能性もある危険なものでだ。

売り上げ不振で困っていてそれを打破するために
社内で検討を繰り返し、ときには第三者を加え何度も検討をし、
その結果、他の方法(リストラ、社内変革、CM作成等)ではダメで
コンペによりキャラクターを募集しなければならないと判断したのなら、
そうすべきだが、
そうでないなら、やるべきではない。

そのへんがしっかりしてない。
おそらくこのコンペの主催者は十分な検討を行っていない。
だから、こんな形になってしまっている。
おそらくこのコンペはまったく意味のないものになるであろう。
まったくもって残念だ。

まぁいろいろ悪口言ってますが、
ちゃんとしているコンペは、
ちゅんと検討を充分にした上で、専門家を加えた審査会を発足していますね。
ちゃんと専門家の名前もだしてます。
そういうコンペはとてもいいです。
というか、それが普通なんですけどね。(失笑)

例えば、プロダクトや建築のコンペは必ず専門家(第一線で活躍している人や教授レベルの人など)はいますからね。。。
まぁプロダクトや建築はお金との結びつきが強いし、
建築なんてものすごくお金がかかりますからね。。。
まぁ実際に作らないものでも、プロダクトや建築のコンペは、
専門家がちゃんと審査員にはいってますけどね。。。


ということで、大半が応募作品に対するコメントではなかったですが、
いかがだったでしょうか。。。

そーいえば、何か気づきましたか??
なんかいつものぼくの作品と違うなって思いませんか??
わかる人はすぐにわかると思いますけど。。。

実は表現方法が違います。(「実は」というほどのものではありませんが。。。)
いつものぼくの作品は、全部手書きですからね。
今回のは手書きしたものをスキャンし、PC上で色をいれてます。。。
他のコンペも実はすべてPC上で仕上げてます。
すべてPCで作ったものもあります。

なぜそのような方法をとっているかというと、
・PCで表現できる一定の色塗りされたものの方が一般受けがいいため。
・作者の特徴を最大限なくしつつ、オリジナルティを出す必要があるため。
・PCの練習のため。

一つ目と二つ目の理由は同じことですが、
マスコットキャラクター等で使う上で、色や表現方法として、
このような表現方法が最適と思われます。。。
どうしても制作者としては、アピールしたいものですが、
そこは我慢して、おさえなくてはいけません。
アートでなく、あくまでもデザインですからね。

中には、強い意志をもって手書きにしているものもありますが、
それは手書きにしなくてはいけないと判断し、
そういうデザインにしたものです。
いずれまたこのブログで発表しようかと思いますので、
またそのときに。。。

三つ目のはそのままですが、練習のためです。。。
いつも手書きでやってますが、やはりPCで作れないと仕事ではできないので、
練習をしてます。。。
ソフトを使ってやっているものの、
パンタブレットとか持っていないので、マウスでやっているんですが、
曲線が上手く描けずに困ってます。。。
だいたい手書きしたものをスキャンしてなぞっているんですが、
上手くなぞれないんですよね。。。

また、他にもいろいろ機能が使えず、困ってます。。。
本を買ってきて見ているものの、なんかいまいちわからないんですよね。。。(笑)
うーん。。。使いこなしたい。。。

まぁそんな感じです。。。

なんか応募した「あきたこまち」キャラクターに関してのコメントが少なく、
大半が違う話になっていましたね。(笑)

、、、まぁいいか。(笑)
だいたい、応募した作品説明でいいたいことは言ってますからね。。。
結構、ぼくは作品説明が長いです。
いつものカレンダーの説明を見てればわかりますが、
いろいろ説明があるんですよ。。。

それだけ考えて出して来た作品なんだと理解してくれれば幸いです。。。
まぁ、コンペの審査会の人は理解してくれてないことが多いですが。。。
それ以前に、作品自体がよくないんだろうけどね。

まぁこれからも時間があったらコンペに出そうと思うので、
また紹介するものは出てくると思います。
ちょっと時間が最近ないので、応募できてないですが、
がんばろうと思います。。。
まぁ、まだまだ出したコンペはあるので、
紹介するものはしばらく大丈夫ですけど。。。

一応、月に一度ぐらい、コンペ応募作品を紹介したいと思ってます。。。
つまり、ブログの更新は、月初めのカレンダーと月の中頃のコンペ応募です。(笑)
できれば、他の話とかも載せたいんですが、いろいろ忙しいんでね。。。
どうでもいい話はmixiの日記に載せているんで、
そちらで読みたい人は読んでください。(笑)








2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (A.T)
2008-01-17 02:40:45
専門家に評価されてどうする?

あきたこまちの市場購買層はキャラクターの専門家かい?
違うよね。

がんばれ。

君は技術はあると思う。
ワタシは仕事でキャラクターを書いているけど、インターネットでフラッと寄って見てみてピンときた。

キャラクターが認められないのは技術ではなくて人間力が足りないから。

だから自分のやった仕事に対してシッカリした説明をしたいんじゃないかな?

お金がからむ仕事というのは説明はさせてくれないし、通用しない。

審査員が素人なら素人なだけ、世間の評価に近づく。

もし、それが受け入れられないなら、言い訳はしない事だ。

君ならもっと勝負できるはず。
がんばれ!
コメントありがとうございます! (PeN)
2008-02-03 19:53:01
A.Tさん
コメントありがとうございます!
ふらっとよっていただいただけでなく、
貴重なコメント書いて頂きありがとうございます。
また、応援していただき誠にありがとうございます。
励みに成りました!

失礼ながらいくつか反論を書かせて頂きます。
気を悪くされるかもしれませんが、
小物の戯言だと思って軽く読んで頂ければ幸いです。

まず、専門家に評価されたいということではなく、
専門家が評価すべきだと考えています。
購買層は素人です。ですが、売る側はプロのはずです。
また専門家は、その分野に最も精通しているプロです。

例えば、
初めて出来た恋人にプレゼントするとき、
プレゼントに悩んだ場合、どのような人に相談するでしょうか?
今まで恋人のいなかった人に聞くでしょうか?
おそらく恋愛をよく知っている友人や、
恋人のことをよく知っているような友人(恋人の親友など)や、
異性の喜ぶものを知っていそうな専門店の店員に聞くと思います。
決して、恋人がいたことのない人には聞かないと思います。

つまり、相手を喜ばしてあげたいと考えるならば、
相手を喜ばせてあげられることに何かしら長けている人に相談するはずです。

これと同じように考えるならば、
あきたこまちの市場購買層に効果的なキャラクターを知りたいのならば、
キャラクターに関して詳しくない人たちでなく、
キャラクターに関して詳しい専門家に聞くべきです。

あきたこまちに関して詳しい専門家だとも考えれますが、
具体的にどんなキャラクターが効果的なのかまではわからないはずです。

恋人へのプレゼントで言えば、
アクセサリーがいいとわかっていても、
具体的なデザインがどうすればいいのかはわかりません。
やはりそのようなときは、専門店の店員に聞くと思います。
今どのようなものが流行していて、
その恋人のファッション等を考えるとどのようなものが似合うのか、
などということは、専門店の店員でないとなかなかわかりません。

そのように考え、
キャラクターのコンペには専門家が必要だと言いました。

素人の考えから離れている専門家はこれからは生き残れないと考えています。
今まではそれでどうにかなったのかもしれませんが、
市場を相手に仕事をするのであれば、常に社会の流れを捉える必要があります。
このようなことは、各分野の専門家である一般企業が普通にやってきていることです。

専門家だからと言って、社会を無視できるような時代ではありません。
確かに、社会は専門家に言わせれば正しくない方向に向かってしまっているときも多々ありますが、
それを社会の流れも考慮し如何に修正し、正しい方向に向けて行くかも、
専門家の仕事だと思っています。

仕事というものを経験したことのない未熟者ですが、
仕事というものは双方の力を互いに発揮できるようにするものだと考えています。
本当にキャラクターで売り上げ等の成果を期待するのであれば、
キャラクターの専門家であるデザイナーと協力しなくては難しいと思います。

デザイナーはただ絵をかけばいいというのは古い考え方だと思います。
これからはデザイナーがビジネスを積極的に行うべきだと考えています。
それにともない、今まで以上の責任と努力と実力と経験が期待されるとは思いますが、
それがキャラクターを活かし、結果を出すためなら仕方のないことです。

ぼく自身、まったくもって未熟者ですが、
夢はでかく持って生きようと思っています。
言葉で言ってしまうのと、実際にやるのではまったく違うものだと思います。
ですが、その中でどうにかやってみたいなと思っています。

長々と失礼ながらコメントを書かせて頂きました。
これからもよろしくお願いいたします。

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