【和中 光次(わなか みつじ)さん(@111g0)のTw(2023年6月5日)を再掲】
米国人弁護人が陸軍省情報部のブラットン大佐に証言させ、日本の卑劣な騙し討ちである真珠湾攻撃が、実は大統領も含め、米側は事前に知っていたことを明らかにした。
村田省蔵はそのときの法廷の様子を「検事側一言も発せず、裁判長また沈黙を守りたり」と日記に書いている。
重光は、その日の日記に、米国人のこの偉大な力を日本人も大いに学ばねばならぬと書いているが、この日米の差異がその政治力に反映されているのだろう。
「米国人が斯くの如く真実に忠実であって、正義のためには敵味方の関係も顧慮しない態度は、米国民主々義の強味であって、日本人の大に学ばなければならぬ処である。米国人のこの精神力はその大なる物質力よりも更に偉大なる力である。日本の知名の弁護士が、自分は東條の弁護人とはならぬと云って得々たりし記事が新聞に出たが、米人が自己の信ずる処を何人にも追従する処なく表示する態度に鑑みて大なる差異を認めざるを得ぬ」
https://twitter.com/111g0/status/1665536584815640576?s=20
この時の法廷の記録によると、ブラットン大佐が日本大使館宛の、暗号簿と文書の破棄命令を傍受したのが12月3日で、日本大使館では文書の焼却が見られた。
大佐はそのことを諜報部長マイルズ将軍と作戦計画部長ジェロウ将軍に報告、おそらく開戦を意味する、ということで意見が一致した。…
https://twitter.com/111g0/status/1665593275288547328?t=Eq6pNnB7ovG8qhi1H0MUiQ&s=19
ここでの話の中心は、昭和22年の段階では、関係者以外知らなかった「卑怯な日本の騙し討ち」の裏側、米側が日本の攻撃を、その日時まで把握していたということを、米国人弁護人(ブレイクニー少佐)が明らかにしたために、判事や検事が驚きのあまり絶句した、ということ。
米国人弁護人は、法廷に呼んだブラットン陸軍大佐以外に、シュルツ海軍中佐、サムナーウェルズ前国務次官、マイルズ陸軍少将、インガソル海軍大将、クレーマー海軍大佐ら複数の関係者の証言を集めており、凄まじい執念を感じるほどである。
https://twitter.com/111g0/status/1665661898149462021?t=5uYtLPSMHfnx8Zj5nHPBRQ&s=19
【追記】
https://mixi.jp/view_community_voice.pl?comm_id=3352281&from=community_feed_created_photo&id=98988933
コメント一覧
この投稿者
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事