鬱病徒然日記

鬱病を患って早4年。一旦治癒したかと勘違いをし、更に悪化させてしまったどうしようもない人間の闘病日記。

退職。

2006-03-04 08:54:00 | 回顧録
前回からの続き。

前回でもふったように、退職するときがやってきた。
しかもきっかけはわたしが『キレて』しまって。

きっかけは笑えるぐらいに滑稽なものだ。

スタッフの車は各々駐車する位置が決まっていた。ただ、私の位置は非常に入庫しにくく、面倒な場所だった。
その日は病院についてみると、いつも入出庫に便利な位置に停めている人の車が無く、ははぁ自転車で来られたんだなと思い、その人の駐車位置に車を停めた。

そうしたらどうだろう。昼休憩に何を言われたか?
『おまえはなんでルールを守れない!私の指示に何故従えない!』と憤慨されたのである。
一瞬何のことやら・・・、頭の中が真っ白になったことは覚えている。それ以降は激昂したため細かな記憶のディテールは定かではない。

たかだか、駐車位置を変えただけで『社会のルールを守れないダメ人間』位の勢いで怒られた。
それで誰かが迷惑こうむったのなら、謹んで陳謝しよう。だが無論誰にも迷惑などかけては居ない。
堪忍袋の緒は切れるためにある―。

そのまま帰宅し速攻で退職願を書き上げ、その日の午後には突きつけてやった。
溜飲は下げるためにある―。
何か憑き物が落ちた思いで、病院を後にした。

つづく。