元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

SkyWind Exhibition vol.3 10/8(木)~22(木)と神戸の街の風景

2020-10-08 | お店からのお知らせ

朝、店が始まるまでの時間、店の周辺を歩くことがあります。

一度散歩に出たら、1時間は歩いているので、結構な距離を歩いていると思います。
そうやって歩いて、街の景色を見ている。

賑やかなJRの高架より南を歩くこともあるけれど、高架より山側の街の景色が私は好きだなと思う。

高架と山手幹線の間の当店のような個人店が点在する地域では新しくできた店や、なくなってしまった店のチェックもしている。最近は空きテナントのfor Rentの表示を見ることが多くなった。

山手幹線よりも山側は住宅地という趣に変わり、静かな、でも雰囲気のある地域になります。

三宮、元町周辺の街のカラーは、ストライプ模様のように東西方向に同じ雰囲気で伸びる。

散歩しながら街の風景を見ていると、胸が痛くなるような、心が動かされるような、平常心ではいられないような気持になります。
そんな神戸の風景は、アジアの中の街という感じがして、そこで生きる人の暮らしがより感じられるような気がしている。

根が天然で、気楽な性格なので、そんな風景を見てシリアスな気持ちになりたくて、朝歩いているのかもしれません。

神戸ではすごく話題になっている関西テレビが制作している「Diver-特殊潜入班-」というドラマがあります。

組織犯罪に潜入捜査をする特命を受けた主人公たちを描いたドラマで、社会の暗部の舞台として、神戸のアジアっぽさ、昭和っぽさがマッチしています。
ドラマ自体も面白いですが、背景がどの場所か分かることが多いので、余計に面白く観ています。

当店の近くでも知らないうちにロケしていたようでした。
ドラマの中の神戸は、場末な感じで、明るくきれいな街には描かれていないけれど、心が動く風景を持った街ではあると思うし、この街のことが誇りに思える。

SkyWind Exhibition vol.3 10/8(木)~22(木)
心が動くシーンを切り取る写真家SkyWindさんの作品展を本日から開催いたします。
写真作品のポストカード、ミツロウ引きブックカバーの定番作品、来年のカレンダー、Tシャツの受注販売もいたします。
期間中の木曜日に、SkyWindさんは在店してくれています。
どうぞ、ご来店下さい。