元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

春の匂い

2019-03-21 | 実生活

水曜日、天気が良かったので近くの総合運動公園に妻と菜の花を撮りに行きました。

昨年も同じ場所で菜の花を見ているので、代わり映えしない写真を撮って帰ってきましたが、気持ちいい季節の陽気を感じながら外を歩くことが楽しい。肌に当たる風の心地良さ、春の空気の匂いなどが嬉しかった。

春の始まりの独特な匂い。
花の匂いと土の匂いが混じったような匂いを芽吹きの匂いだと子供の頃母から教えてもらったけれど、ウチのすぐ近くに大きな緑地公園があって、緑だけはたくさんありますので町中芽吹きの匂いがしています。

引っ越してきたばかりの時初めてこの匂いを嗅いだ妻が「臭っ!」と言った。

妻が育った明石は海の近くだし、そこそこの町中なので春でもこの匂いはしないのかもしれませんが、この匂いを臭いと思う人もいるのだ。

たしかにいい匂いと臭い匂いの中間の微妙な匂いかもしれないけれど。

総合運動公園でも同じ匂いがしていて、それと菜の花の匂いが混じっていました。

菜の花の匂いを嗅ぐと小学校の花壇を思い出して嬉しいけれど、これも臭いと思う人もいるのかもしれません。

でも私は春の訪れが嬉しく、この匂いが本当に臭い匂いだったとしても、心が明るくなる匂いであることには違いないと思っている。