皮下注射用の注射器ですか？

新型コロナウィルス用のワクチン接種についての話題が毎日のように流れていますが、昨日は「５回のはずの注射が７回出来る」という報道一色でした。

どうやら、インスリン用の皮下注射器では、無駄が少ないために７回打てるのだそうです。

私自身、ベタフェロンの皮下注射を自分で行っていた経験があるのですが、その注射器では２割程のロスがありました。

注射器の針とピストンの間に隙間がありましたし、薬を溶かす際に泡が立ったりしてロスが出てしまうのです。

その後、患者が薬を生理食塩水で溶かす作業が無い（溶かした状態で注射器にセットされた）注射キットに変わりましたが、それでも注射針とピストンの隙間は存在していました。

インスリンの注射器の場合は、その隙間がないのですね。

貴重なワクチンですから、無駄なく使えるのは良いことですね。

ですが、注射会場で皮下脂肪の厚みを測定する必要が出てきますね。

その分の余計な作業（エコー検査、機器の消毒）が、医療関係者の負担になることは間違いないですね。

大変だと思いますが、よろしくおねがいします。