股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

レディ・バード

2018年06月03日 02時13分19秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年6月1日
監督:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン,ローリー・メトカーフ,トレイシー・レッツ
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レディ・バードと名乗り、周囲にもそう呼ばせているクリスティン。高校生最後の年に看護師の母マリオンと進学先を決めるために大学見学に行くが、帰りの車中で地元のカリフォルニア州サクラメントから離れて都市部の大学に進みたいと言ったことから大げんかになる。それ以来、母と衝突を重ねる一方、親友のジュリーとも疎遠になってしまう。
『フランシス・ハ』『20センチュリー・ウーマン』などの女優グレタ・ガーウィグが、自伝的要素を取り入れながら監督・脚本を手掛けた青春ドラマ。カリフォルニアの片田舎で生活している女子高校生が、さまざまなことに悩みながら成長していく姿を映す。『ブルックリン』などのシアーシャ・ローナン、ドラマシリーズ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」などのローリー・メトカーフ、『アンダーカバー』などのトレイシー・レッツ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などのルーカス・ヘッジズらが出演。

カリフォルニアの田舎町で暮らす女子高生がさまざまな経験をして成長していく物語。女子高生の目線で友情や学校生活、恋愛、家族、将来の夢など、ちゃんと描かれています。高校生だからこその考えがあって。都会のキラキラした雰囲気に憧れたりとか、甘酸っぱい恋をしたりとか、家族に反抗的な態度取ったりとか、やんちゃな友人とやんちゃな事をするのに憧れたりとか、「10代の時なんてそんなもんだよなー」って共感しながら楽しんで観れました。主演のシアーシャ・ローナンの演技力には脱帽です。物語が進むにつれてクリスティンが成長していくのがよく伝わる演技。彼女以外にこの役をこなせる役者はいないだろう。若いころは間違いをしたり遠回りをしたりするけど、いろんな事を経験して大人になると本当に大切なものは何かが分かるもの。クリスティンの都会に出て自分を変えたいという気持ちを理解できるし、遠くに行かせたくない母マリオンの親心も凄く分かる。親友との仲直り、母娘の和解…観終わってからホッとするような映画でした。女性同士で観るお勧めの映画かな。「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメが雰囲気がガラッと変わっててビックリしました。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)

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