股間の解放記

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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~

2022年01月16日 15時42分44秒 | 映画評論ハ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2021年6月18日
監督:飯塚健
出演:田中圭,土屋太鳳,山田裕貴,眞栄田郷敦,小坂菜緒,濱津隆之,古田新太
映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』公式サイト

1998年の長野オリンピック。スキージャンプ元日本代表の西方仁也(田中圭)は、ラージヒル団体で金メダルを狙う日本スキージャンプチームのエース原田雅彦のジャンプを見つめていた。西方と原田は前回のリレハンメルオリンピックに代表選手として参加し、ラージヒル団体では金メダルまであと少しだったが、原田のジャンプ失敗により銀メダルで大会を終えていた。西方は4年後の長野オリンピックを目指すが、腰の故障で代表を逃す。
1998年の長野オリンピックで、スキージャンプラージヒル団体金メダルに輝いた日本代表の活躍の舞台裏を描くドラマ。選手を支えた25名のテストジャンパーたちの物語をつづる。ドラマ「あなたの番です」などの田中圭が主演し、『ライヴ』などの山田裕貴らが共演。『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズなどの飯塚健監督がメガホンを取る。

1998年の長野オリンピックで、スキージャンプラージヒル団体金メダルに輝いた日本代表の活躍の舞台裏を描いた本作。当時、小学生だった僕は、スキージャンプの団体決勝をテレビで観ていた記憶があります。金メダルの裏側でこんな出来事があったなんて知りませんでしたし、テストジャンパーという存在も知りませんでした。当時、原田選手の号泣シーンが印象的でしたが、この映画を観て涙の理由がやっとわかった気がします。どの世界でもそうだけど、栄光もあれば挫折もある。「あいつさえ失敗しなければ上手くいったのに」「あいつよりも自分の方が上手くできるのに」。輝かしい舞台の裏では悔しい思いをしている人が必ずいるもの。泣かせにくる演出だと分かっていたのに、本番の舞台で25人のテストジャンパーが飛ぶシーンで泣いてしまいました。自分が出来る事、やるべき事をする。日の丸を背負ったプレッシャーは一般人からしたら想像できないほどだろう。それでも1人1人に物語があって、チームのために、日本のために、そして自分のために飛ぶ姿に勇気と感動をもらいました。西方選手が最後に首にかけてもらった金メダルに、さらに涙が止まりませんでした。まさに舞台裏の英雄たちでした!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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