股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

悲しみに、こんにちは

2019年06月26日 18時15分33秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:スペイン
日本公開:2018年7月21日
監督:カルラ・シモン
出演:ライア・アルティガス,パウラ・ロブレス,ブルーナ・クシ
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ある病気で両親を亡くした少女フリダ(ライア・アルティガス)は、バルセロナの祖父母のところからカタルーニャの田舎にいる叔父夫婦(ダビ・ベルダゲル、ブルーナ・クシ)に引き取られる。夫婦と幼いいとこのアナ(パウラ・ロブレス)に優しく迎え入れられたフリダだったが、本当の意味で打ち解けるには互いに時間が必要だった。
スペイン・カタルーニャ地方を舞台に、両親を亡くして叔父夫婦に引き取られた少女の繊細な心の動きをつづるヒューマンドラマ。思春期前の少女が、新しい家族と過ごすひと夏の様子を描き出す。監督は、自身の経験を基に本作のメガホンを取ったカルラ・シモン。本国スペインのゴヤ賞で8部門にノミネートされ、そのうち3部門で受賞した。

両親を亡くして叔父夫婦に引き取られた少女の姿を描いたスペイン映画。幼いながらに両親を亡くしたフリダの心はきっと想像以上に孤独を感じてしまったのだろう。「みんなが私のことを嫌っている…」そんな言葉を口にしたフリダでしたが、叔父夫婦やその娘のアナ、おばさん達は優しく、時に叱り、フリダに本当の家族のように接していきます。血が繋がっていなくても、時間が解決してくれるのかもしれない。大人びていてクールなフリダですが、本当は甘えん坊で泣き虫などこにでもいる少女でした。
フリダは悪くない…。悪気はないことは分かっているのだけど、言動を見ていて少々イラっとしてしまいました。アナが可愛すぎたから余計にフリダの態度が目立ってしまったかな。それでもラストに流したフリダの涙はハッピーエンドであることを物語っていて温かい気持ちになりました。素敵な話でしたが淡々とした展開にちょっと眠くなってしまった…

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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