北京日記

北京滞在中に観たこと、エピソードや感じたことなどを紹介し、中国との友好を深めたい。

イルカ絶滅

2007年08月11日 00時38分59秒 | Weblog
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中国・長江のヨウスコウイルカ絶滅

中国の長江(揚子江)だけに生息する珍しい淡水イルカのヨウスコウカワイルカ(バイジー)は絶滅したといえると、中国や米国などの研究グループが14日、明らかにした。

日本の研究者も加わり、11月から12月、6週間かけて長江で延べ3500キロにわたって大規模な調査を行ったが、1頭も発見することができなかったという。

バイジーは、数百万年前から生息していたとされる小さな目の白いイルカで、中国では「長江の女神」と呼ばれた。1980年代初めには約400頭が生息していたとされるが、1997年の探査では13頭が見つかり、2004年には1頭の目撃報告があった。

グループは、長江の頻繁な船の往来がバイジーが餌をとる際の妨げとなったほか、餌の魚の乱獲や水質汚染が生息環境を悪化させたことが減少の原因としている。

こうした環境の変化は、長江で生息数が400頭以下まで減少しているとされるスナメリにも悪影響を与えているとみられ、同グループは「このままではスナメリは第2のバイジーになる」と警告している。

〔共同 12/14〕
http://csrfinance.cocolog-nifty.com/mirai/2006/12/post_df95.html
持続可能な社会と金融CSR

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China's 'national treasure' lost as Yangtze River Dolphin declared extinct

With an ancestry going back more than 20million years, the dolphin was known as The Goddess of the Yangtze. But today, the unique Yangtze River Dolphin, with its long snout and tiny eyes is officially dead.


And with the extinction of the species we have lost another important part of our planet.


"It is a shocking tragedy," said British scientist Dr Sam Turvey of the Zoological Society of London.


http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/worldnews.html?in_article_id=473947&in_page_id=1811

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 中国でイルカが絶滅してしまったと言うことよりも、中国の揚子江にイルカが生息していたことのほうが意外でした。中国の無計画な工業化の犠牲になったイルカが可哀想だと言えますが、世界には中国以外の手によって絶滅に瀕している生物も多くいるようですので、イルカが絶滅した件で中国だけを責めるのはどうでしょうかね。

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 戦え絶滅動物
http://www.geocities.jp/zetumetu2005/

絶滅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%BB%85

絶滅した動物一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%BB%85%E3%81%97%E3%81%9F%E5%8B%95%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7

 外来種が日本固有の生物を根絶やしにしてしまう例もあるようです。

外来種問題
http://www.nacsj.or.jp/old_database/gairaishu/gairaishu-070113-appeal.html

外来種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%9D%A5%E7%A8%AE

侵略的外来種グリーンアノールの食害により破壊された
昆虫相の回復に関する研究

http://ss.ffpri.affrc.go.jp/labs/bonin/ecosub4.html

外来植物はびこる小笠原 化学物質放出し固有種を駆逐【中日新聞】
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/344.html

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 中国滞在中に一度見た後相当ショッキングで数日間中国で物をまともに食べられなくなったウェブサイト「中国の7色に輝く河川と食品」を見つけました。ご覧下さい。

中国の7色に輝く河川と食品
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html

 本文の上に貼り付けたのは中国の黄砂の写真です。いやーー、本当にこのように黄砂の酷い日は全てのものが砂で見えなくなるのです。今年は昨年より遅れて6月くらいに酷い黄砂が北京にやって来たようですが、黄砂は韓国や日本にも来ています。

 名前は忘れましたが、中国で大々的に発行されている科学情報雑誌をちょっと読んだ事があります。あの雑誌には、「黄砂は多くの栄養分を含んでいる。黄砂があることで世界は肥沃になっている。外国は黄砂がやってくるのを歓迎すべきだ。」と書かれていました。雑誌には「黄砂は中国の無計画な羊の放牧により羊が草の芽を食べることで砂漠化が進行することなどにより拡大している。」と言うことに関してなんの記述も書かれていませんでしたね。

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<参考>

 砂漠化
http://blog.goo.ne.jp/pekin55-ok/e/94e0c50253b66a04a9c5cc22a69d735e

北京温暖化
http://blog.goo.ne.jp/pekin55-ok/e/c463106284179e58bd55d03f5a684ae2

黄砂に含まれる大気汚染物質は病気の人を増やします
http://www.okadaue.com/health/e58.htm

黄砂に関する基礎知識
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/4-4kosa.html

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柏崎原発停止でCO2排出2%増加 東電試算

新潟県中越沖地震で東京電力柏崎刈羽原子力発電所にある原子炉7基がすべて止まった事態は、代わりに火力発電所を運転するため、今年度の日本全体の二酸化炭素(CO2)排出量を2%程度増やす要因になることが、東電の見積もりで明らかになった。世界最大の発電出力を持つ同原発の運転再開のめどがたたないことで、京都議定書で政府が国際的に約束した1990年比6%削減の達成は、ますます厳しくなりそうだ。

「asahi.com」 2007年08月02日
http://j.peopledaily.com.cn/2007/08/02/jp20070802_74702.html

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放射能含む水漏れる、柏崎刈羽原発 中越沖地震
2007年07月17日01時31分


 新潟県中越沖地震の影響で、東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で使用済み燃料プールの水があふれ、施設内の排水溝を通じて海に流れ出ていたことが16日、東電の調べでわかった。水は微量の放射性物質を含んでおり、経済産業省原子力安全・保安院は「地震で放射性物質が原発の外部に漏れたのは過去に例がない」と事態を重視している。

http://www.asahi.com/national/update/0716/TKY200707160470.html

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原発ってそんなに必要ですか?
http://blog.goo.ne.jp/sallysakusal0/e/85fdc1a36af0ce26b3b11e141d2d5915

日本の原発やっぱ危ないじゃん
http://blog.goo.ne.jp/sallysakusal0/e/0d9f940a704cd6f6cbccc025260010ce

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 上の記事から分かるように、今回の中越沖地震で柏崎原発から放射能が漏れた。柏崎原発が停止したため柏崎原発で供給していた分の電力を火力発電で供給するようになった。その為日本から排出されるCO2の量が多くなってしまった。

 このことから分かるように、日本から原発をなくしたら日本はこれまでよりも一層多くの二酸化炭素を排出することになる。つまり、日本は地球温暖化促進を止めるどころか拍車をかけてしまう。

 地震が起これば原発は壊れるだろう。下手したらメルトダウンが起こり、原発は暴走し、首都圏や日本全土に死の灰が降りかかる。けれど、原発をなくして火力発電に頼るようになると、今度は「日本人は自分の命大切さに世界の環境を犠牲にするのか。火力発電に頼ると二酸化炭素排出量が増える。」と言って日本を責める国が出てくるかもしれない。

 けれど、やはり原発はなくしたほうがいいと思われる。

中越沖地震 原発直下に活断層?
7月19日8時0分配信 産経新聞

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000077-san-soci

地震、原発と活断層に関する記事一覧
http://news.google.co.jp/news?q=%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%80%80%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%80%E6%B4%BB%E6%96%AD%E5%B1%A4&hl=ja&lr=&um=1&sa=X&oi=news_result&resnum=10&ct=title
 
 多くの原発は活断層の上に作られているのだと言う。活断層の上は揺れも大きいため、原発が壊れて暴走したり放射能漏れが起きる可能性は高くなる。地球温暖化も大切なテーマだが、原発をこのまま稼動させたら何万人もの人間が放射能に苦しめられることになるかもしれない。最悪の場合原発が爆発して原子爆弾が投下されたのと同じような事態が起こることもあるかもしれない。地球温暖化防止と原発廃絶を同時に行う道はないのか。

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その時どうなる?! 
 シミュレーション「浜岡2号機がメルトダウン」
                 ……した場合の放射能拡散分布


東海地震は東海地方以外の人々にとって「対岸の火事」であるかもしれません。

しかし、マグネチュード8の大地震に浜岡原発が耐えられなかったら、大人口を抱える首都圏にもほぼ確実に放射能がやってきます。

チェルノブイリの汚染地図を日本地図と重ね合わせると、青森あたりまで放射能の「ホットスポット」が発生するのです。

放射能が首都圏を直撃することがはっきりと分かります。
 
▼02.8.6、浜岡2号機がメルトダウンを起こしていたら……

【 シミュレーションの状況設定 】
■事故想定:突然、1~4号炉のうち2号炉がメルトダウン事故(BWR1タイプ)。
■事故原因:ミサイルテロ、東海地震、等考えられるが、ここでは特定しない。
■風向き:多くの場合、御前崎から首都圏に向かう南西風(偏西風)
■日時:実測の大気データ2002年8月9日で拡散した場合

http://www.stop-hamaoka.com/simulation.html

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 東海地震が起きれば、かなりの確実で首都圏周辺の原発は暴走し、首都圏まで放射能が流れてくるようですね。勿論確実に原発周辺の住人は被爆するでしょうし、首都圏の人間も広島・長崎の被爆者と同じように原爆症に苦しむことになるでしょう。死の灰が東京に降りそそぐかもしれないわけです。
 
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炉心溶融(メルトダウン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%82%89%E5%BF%83%E6%BA%B6%E8%9E%8D

脱原発年刊96
原子力資料情報室 編
定価:3500円+税
ISBN 4-8228-9619-6

http://www.pen.co.jp/syoseki/datugen/9619.html

原発震災が起こったら・避難の手引き
http://www.osk.janis.or.jp/~kazkawa/radiation01.htm

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中国人の考えにちょっとびっくり
http://blog.goo.ne.jp/pekin55-ok/e/f897e9da8ef45de1420e1bdb128db7a7

 上記の記事に少々書いたのですが、中国人の多くは「環境と人間のどちらが大事なのか。人間の方が大事に決まっている」と思っているようです。彼らの主張をまとめると以下のようになります。

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<意見のまとめ>

・文化の発展や生活の向上、人類の進化のためには常に工業化や産業の発展は大事だ。(言い換えれば、工業化なくして人類の発展はない)

・アフリカなどには貧しくて毎日の食料や薬すら手に入らない人たちがいる。もし彼らの国が経済的に発展したら、アフリカ人で飢えなどに苦しむ人間が減る。

・環境を守ることも大事だが、もし環境保護を推進したら貧しい国の人々は飢えにに苦しまなければならない。もし環境保護を提唱する人がいれば、その人は貧しい人に死ねと言っているのと同じだ。 

・だから、中国は環境保護をあまり意識せず工業化を推し進めるべきだ。そうすれば中国人は飢えることはなく、多くの人命が救われる。

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 上の意見のように奇抜になってはいけないですね。「自分がよければ他人はどうなってもいい。中国の経済がよくなり中国人の生活水準が高くなれば世界の環境が犠牲になってもいい。」と言う考え方は少しわがままです。日本はもし今後原発を廃止するならば、それなりに環境に気を使いながら、原発に代わる人にも環境にも優しいエネルギー源を探さなければならない。日本の科学力や経済力をもってすれば特に難しいことには思えません。

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