鳩について言えば、世界各国にいる鳩はほぼ同じ外見をしている。だが、カラスについては世界中に多種多様なものがいるようだ。
中国の北京やオーストラリアのシドニーにもカラスっぽい鳥はいたが、日本にいるカラスよりも体格が小さく、黒一色ではなかった。シドニーにいるカラスっぽい鳥はMagpieと呼ばれている。おそらく北京で見たあの野鳥も、Magpieの一種なのだろうと思う。(Magpieの画像は http://www.sydneynature.com/birds/magpie.htmlにあります。)
数年前は東京のそこら中でカラスを見たが、最近はめっきり見ない。ここ一ヶ月くらい東京にいるが、カラスは飛んでいないようだ。カラスがゴミを漁るから、多くのゴミ置き場のゴミにはゴミネットがかけられている。このため、餌が減りカラスが減ったのでしょうか。
なんにしても、日本にいるような大きくてある意味立派なカラスはちょっと珍しい。カラスは渡り鳥ではないようだし、きっと、日本のカラスは日本で長い時間をかけて巨大に進化したのでしょう。
参考:鴉 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%89
(写真はhttp://www.sydneynature.com/birds/magpie.htmlとhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%89
より引用。)