▽血統徒然△

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悪魔の配合~メジロマイヤー~

2004年04月24日 | 血統
メジロの北野ミヤさんが死去されたようです。なむなむ

で、今日のメインレース、グリグリの本命でちゃんとメジロマイヤーを勝たせた武豊もエラい。この人はこういう時ちゃんと人の期待に応えるんですよね。マイネルエスケープを一番人気五着に沈めた藤田との器の違いを感じたりしたです。

で、メジロマイヤーの血統ですが、ノーザンテーストインブリードの重賞勝ち第一号という興味のない人にはどうでもイイ特徴があります(多分) メジロブライトでノーザンテースト経由のノーザンダンサーインブリードでG1を勝ったという前科もありますが、それでも全体的にメジロらしくない配合に見えて仕方がありません。メジロといえば春の盾至上主義牝系だけではなく父系まで育てる凄さというイメージが強いので、サクラバクシンオーを配合するのは全然らしくないのです。まぁ、父がバクシンオーでも1800mの重賞を勝つのですから、充分メジロという気もしますがw

私は昔はアウトブリード教の信者だったのですが、最近はインブリードの奥の深さに萌えています(大人になったなぁ)。メジロのような実績のあるブリーダーが「配合してみたらノーザンテーストの3x4だった」というようなアバウトなことをするはずもなく、この配合は確信犯でしょう。実績のないインブリードを試すのは、オーナーブリーダーでないと出来ないことです。

私がニフティサーブでノーザンダンサーのインブリードを考察していた6~7年前に「ノーザンダンサーインブリードはニジンスキー経由でないと殆ど失敗する」と公言しても反論は返ってこなかったです。そもそもラムタラ出現までは「ノーザンダンサーのインブリードは走らん」といわれてましたし、「ノーザンテースト経由のインブリードはもっとダメだ」と言っても反論はなかったし、実際走ってませんでした。血統のトレンドは短い周期でどんどん変化します。

次の焦点は 母父サンデーサイレンスが、いつG1を獲るか その次はSSのインブリードの活躍馬がいつ出現するかでしょう。前者は3年以内、後者はずっと後2010年以降ではないでしょうか(適当なことを嘯いてます・・)

メジロマイヤー

ブルーイレヴン本日も惜敗

2004年04月24日 | 血統
ブルーイレヴン 今日こそもたれ癖を克服して突き抜けると思ったんだけどねぇ。次こそは!って感じだな。血統に関心が低い人も馬柱を見て、ほくそ笑むことができる希少な馬ですので、もう一花咲かせて欲しいですね。それにしても今年はトウカイテイオー産駒より母父ルドルフ産駒の方が頑張っているな。 去年がトウカイテイオー産駒の最大値で、今年がBMSルドルフ産駒の最大値なのかもしれません。



一番輝いていた頃